「まず、君が離れたがっていたかもしれないのに無理に誘ってごめん」
「そ、そんなこと、ない」
慌てて否定する。離れたがっているわけがない。でも本当はここでそうねというべきだったと口にした後視線をさ迷わせる。
「ポッターこそ良かったの?私を誘うんじゃなくってエバンズを誘うべきじゃ」
「エバンズは、エバンズにはもうそんな感情はないよ」
きっぱりと言ったポッターに目を見開く。冗談でもエバンズのことを好きではないというのを嫌っていると聞いていたのに。目の前にいるのは本物のポッターなのだろうか。
「彼女が気づかせてくれたんだ。僕の本当の気持ちに」
「本当?」
ポッターはポケットに手を突っ込んだと思ったら手を固く握りしめてゆっくりとリースの方へ差し出した。
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