「△△、俺、ホグワーツを出ていこうと思うんだ」
「.....え?」
昨日愛する彼が私に告げたのは突然の別れの知らせだった。
私達はホグワーツ6年生。このまま何もなく、彼...ジョージと一緒に卒業できるとおもっていた。
「ねえ△△まだジョージと話してないの?何があったのよー」
「知らないわあんなやつ」
「もう...」
あきれた、とつぶやいてアンジェリーナは談話室を出ていった。
だって向こうが悪いのよ、突然何の相談もなしにホグワーツを出ていくなんて!
談話室のソファを蹴りかねない私にみんなビクビクしているのがわかる。
昨日のことから私はジョージを避けていた。
「アー、△△?」
のに話しかけられた!
「何よ」
「ちょっと...時間ある?」
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