勉強のことやお菓子のこと、マグルの生活などなど話していると時間はすぐにすぎてしまい、クッキーやお茶がすっかりなくなった頃解散になった。
「またねマリア、サラ」
「ええ、またね」
「また部屋でね」

その後授業があるということでリリーは教室へ、サラは屋敷しもべがいるという厨房へ行ってしまった。

「思ってたよりもずっといい子だ」

ひとりでカップを戻しながらつぶやく。ポッターのために仲良くなったのだが、それを抜きにしてもこれからもリリーとは仲良くしていきたいと短い時間の中で感じていたのだ。

そんな子が嫌いなポッターの手伝いを私はしようとしている。

そのことに少し罪悪感を持ちつつも、ポッターの見る目は意外とちゃんとしているのだなと思って次の作戦を思案するのだった。
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