その後のご馳走は素晴らしいもので、学生時代この食事の時が1番楽しみだったなあと思い出す。
さして特筆すべきことはなかった学生時代だったけど、それでもホグワーツでの学生生活はかけがえの無いものだった。
かぼちゃタルトを食べ終わった頃に丁度全ての皿が溶けるように消え、寝る時間だとダンブルドアが魔法で大きくした声で宣言した。
生徒達がゾロゾロとそれぞれの談話室へ戻っていくのを見届け、さて私もと重い腰を上げた時、ミネルバと話していたルーピン先輩がこちらへ思い出したようにかけてきた。
「言い忘れてた。ここでは先輩は流石に照れるし、リーマスとでも呼んで」
そういった彼は茶目っ気があるというか少年のようで、少し可愛いと思ってしまった。
明日からは待ち望んでいた授業が、始まる。
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