彼の行方



担架を魔法で出して、移動させようとしている私を助けようともせずスネイプは急いで森へ入っていく。

「必ず、吾輩がやつを、捕まえてやる」
「先生、なぜ森に行こうとするのですか。さっきの遠吠えは」
「パーヴィスもわかっているからここに来たのだろう。ルーピンだ」


先生の言うことが本当ならば森へ行かなくてはいけない。

が、私は教師として、人として。まず目の前の生徒を運ばなくてはいけなかった。

あとで合流することを振り返りもしないスネイプへ叫んで、急いで私は城へ戻ることとなった。
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