「パーヴィスか、吾輩は…シリウスブラックはどこだ」
「シリウスブラック?何のことを言っているのです。それよりウィーズリーはなぜこんな状態に?」
「シリウスブラック…そう、シリウスブラックとルーピンだ。奴らが結託してウィーズリーたちを錯乱させたのだ!」
今にも私につかみかからんという勢いのスネイプを見るに出まかせを言っているようには見えない。
かといってリーマスがよりにもよってシリウスブラックと結託していたなど、ありえないことだ。
しかし、この二人の様子はただ事ではないし、それなら先ほどの遠吠えはやはりリーマスだったのだろうか――。
思考停止したくなりつつも、とりあえずはウィーズリーを医務室へ運ばなくてはいけない。
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