真実とは



「まったく、スネイプ、君が居合わせたのは幸運だった」
「恐れ入ります、大臣閣下」

深々と頭を下げるスネイプと、あふれんばかりの笑顔でスネイプをほめたたえる魔法大臣であるファッジ。

結局私が森へ着いた時にはすべてが終わっていた後で、スネイプがシリウスブラックとポッター、グレンジャーを運び出そうとしているところだった。
ディメンターによってスネイプ含む4人は気を失っていたそうだが、なぜかやつらはキスをする前に退却していったらしい。
そうしてスネイプと私は魔法で3人を連れ帰り、無事医務室に運び、ブラックは現在別部屋に幽閉している。
リーマスは今の状態では手が付けられないため、朝になれば森で保護できるだろうということでひとまず様子見となった。

そうしてウィーズリー含む3人の容体を確認しているとき、大臣がやってきて、冒頭のやり取りだ。
prev next
もくじへ