まだ名前のない気持ち



-ジェームズ・ポッター-

ポッターというラストネームは特別珍しくは無かった。しかし、この名前を見た時今現在ホグワーツに在籍している生き残った男の子、ハリー・ポッターが頭の中に浮かんだ。

同時に嫌な予感がして記憶を手繰り寄せながらとある新聞記事を探す。目当ての記事は大きく、すぐに見つかった。

「生き残った男の子、ハリーポッター。例のあの人に打ち勝つ。」

すべるように記事を読み進めていくと、被害者の名前が書かれていた。

ジェームズ・ポッターとリリー・ポッター。そしてピーター・ぺティグリュー。

そして指名手配とされていたのはシリウス・ブラック。
ここでようやくモヤがかかったように思い出せなかったことが、次第につかめてきた。
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