最後にこの言葉をぴしゃりと呆然と立ち尽くすポッターに浴びせ、立ち去りかけたがこちらへ向き直りミネルバは箒を私へ持たせた。
「ミア、私の部屋へ箒を持ってきてください。私は他の先生方へ知らせてきます」
そうして今度こそミネルバは部屋を出ていったので私と、グレンジャーと、ポッター、ウィーズリーが談話室に残る。
グレンジャーがしたことは至極当然の、褒められるべき行動だ。友人であるポッターの身を案じるからこその行動だろう。けれどポッターたちはそう感じないかもしれない。
「パーヴィス先生。どうしても、ですか?」
ポッターが私へ問いかける。声が震えているのは、怒りからなのか、悲しみからなのか。
「仕方がないことなのよ」
それだけしかとっさに言葉が出てこなかった。グレンジャーのことが気にかかったが今はミネルバの部屋へ箒を持っていかなくてはいけない。
後ろ髪を引かれつつ、私も談話室をあとにした。
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