観戦日和



グリフィンドール優勢で試合が進む中、双眼鏡で選手たちを探していると肩を叩かれた。

「ん?なんですか、リーマス」
双眼鏡を離すことなく隣のリーマスへ問う。

「見て。あれ…なんだと思う」

見てと言われたらさすがに双眼鏡から目を離すしかない。仕方なくリーマスが指差す方向…競技場の端を見つめると、黒い塊が3つあった。動いている。
なんにせよ競技場に入って良いのはフーチ先生と選手のみ。怪しいものを見つけた以上何かを確認しなくてはいけない。私とリーマスは急いで観客席から階段を降り、競技場へ向かった。

「エクスペクト・パトローナム!」

階段を降りて芝生が見えてきたあたりでポッターの呪文が聞こえた。杖先からはぼやけた銀色のものが飛び出し、黒い塊たちに向かっていった。黒い塊たちは驚き、逃げまどう。その拍子に黒い布が芝生に落ちた。

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