「ジェームズ、前」
「ああ。…やあスニベリー調子はどうだ?」

シリウスさんに言われ、気づいたジェームズさんが楽しげな声色でスネイプさんに話しかける。ジェームズさんの後ろにいるのはいつものメンバーであるシリウスさんとルーピンさんとペティグリューさん。
その更に後ろでこっそりついて歩いていたのが私だった。

私達の他に人気はなく、見つかってはいけないので曲がり角の陰に隠れる形で成り行きを見守る。私の立ち位置ではジェームズさんたちの表情は見えず、彼らの反対側に立つスネイプさんの方を伺う。
スネイプさんは明らかに顔を歪め、不快だといわんばかりの顔になった。しかし、ジェームズさんの問いには答えず黙ったまま。

「なあ、どうだってきいてるだ、ろ」

言い終わった瞬間ジェームズさんとシリウスさんが杖を取り出すのが見えた。
火花が散るような音がして、一瞬のことだったので何が起こったのか理解できなかった。

嫌う


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