- リディア&ログ -
≫支援C
リディア「あー、なんか甘いお菓子が食べたい!」
ログ「よーし、今日も順調に筋トレが進んだぞ〜」
リディア「あ、ログじゃない。今日も修行してたの?お疲れ〜」
ログ「マスター!ああ、俺のことを気遣ってくださるなんて、マスターはなんて素晴らしい徳の持ち主なんだ……!」
リディア「ま、まあ天使だから、ね」
ログ「ところでマスター、俺、ケーキ作ろうと思うんっすけど、マスターも食べるっすか?」
リディア「え、いいの?ちょうど甘いものが食べたいと思ってたんだ」
ログ「いいっすよ。なんかケーキ作りたい気分になったんっすよね」
リディア「作りたい気分になったからってその場で作ろうとする行動力、私も見習いたいところね」
ログ「やったー!マスターに褒めてもらえたっす!」
リディア「適当に言った言葉でこんなに喜んでもらうと逆に罪悪感ある!」
ログ「まあまあ、マスターが気にすることはないっす。これから材料の買い出しに行くんすけど、一緒に行きます?」
リディア「行く行くー!そうだ、私もケーキ作り手伝いたい!いいよね?ログのことだから答えは分かり切ってるけど」
ログ「本当っすか?!やったー!マスターと一緒にケーキ作れるの、嬉しいっす!あ、何ケーキが食べたいっすか?」
リディア「うーん、今はチョコレートケーキの気分!」
ログ「じゃあチョコレートも買うっすよ!」
リディア「おーけー。ちゃちゃっと買い出し行って、景気よくケーキを作っちゃいましょ!」
ログ「マスター、ケーキ作りに景気も不景気もないっすよ。全力で愛を込めるだけっす」
リディア「い、いや……。だから、景気よくケーキを作ろうって話」
ログ「……?よく分からないっす……」
リディア「い、いや、あのね……。今の、景気とケーキをかけたギャグ……」
ログ「あ!やっと分かったっすよ!今の、ギャグだったんっすね。気付かなくてすまねぇっす」
リディア「自分のギャグを解説するのってこんなにも居心地が悪くて虚しくて恥ずかしい気持ちになるのね……」
≫支援B
リディア「はぁ……」
ログ「どうしたんすか、マスター。ため息なんかついちゃって」
リディア「ああ、ログね。いやそれがさ、あまり大きな声じゃ言えないんだけどごにょごにょ……」
ログ「ええっ?!?!なんだってそりゃあ大変だ!!」
リディア「しーっ!声が大きい!」
ログ「あっ、すまねぇっす」
リディア「まぁいいけどさ。サンディには『リディア、最近太った?ってか、食べ過ぎっしょ〜』って言われちゃったし。どうしたものかねぇ」
ログ「焼き肉に行く回数を減らせばいいんじゃないっすか?ほら、お金も節約できて一石二鳥っすよ」
リディア「あんたねぇ、簡単に言ってくれるけど、私から焼き肉を取ったら旅の楽しみが減っちゃうじゃない!」
ログ「そうっすか……。じゃあ生ビールの代わりに水を飲むっすよ!ほら、節約にもなるっす」
リディア「そんなぁ……。やっぱり何かを犠牲にしないとダメなの?!」
ログ「マスター、そりゃ消費カロリー以上にカロリーを摂取しているうちは太るばかりっすよ……」
リディア「そりゃそうだけどさ、あんまりだよー。やっぱり焼き肉と生ビールが好きってことが罪なのかな」
ログ「うーん、だったら消費カロリーを増やすっす。そしたら痩せるっす」
リディア「はっ?!?!その手が!!つまり、ダイエットってことね!!」
ログ「そうっすよ!!そうだ!!マスターも一緒に肉体を改造する修行をするっす!!」
リディア「肉体を改造する修行?!?!なんかやばすぎる響きね?!?!まさか変なクスリを使ってるんじゃないでしょうね……」
ログ「違うっすよ〜。荷物を抱えながらダーマの階段を駆け上がったり、ラジオを抱えてラジオ体操をしたり、体力と美しい筋肉をつけるための修行っす」
リディア「要するに筋トレってことね」
ログ「まぁそういうことっす」
リディア「そうねぇ。最近魔物も強くなってきたし、修行は大切だと思う。ダイエットもかねて、私も一緒にやりたいな!」
ログ「了解っす!それじゃあ、早速走るっすよー!!」
リディア「私、やれるだけやってみるわ!」
ログ「よーし、肉体〜〜〜〜か〜い〜ぞ〜お〜、それいちにっいちにっ」
リディア「ちょ、ちょっと何その怪しいコール!!」
≫支援A
リディア「う〜ん、なんだか今日はいい目覚め!最近体も軽く感じるようになったし。これも毎日のトレーニングのおかげかも!」
ログ「マスター!おはようございます!」
リディア「あ、ログおはよー」
ログ「マスター、トレーニングを始めてそこそこ日が経ったっすけど、どうっすか?手ごたえのほうは……」
リディア「うん!ばっちりよ……って言っても実はあれから体重を測ってなかったのよね」
ログ「マスター、最初の頃はすぐに疲れてバタンキューしてたっすよね」
リディア「うーん、そうなんだけど……。でもね、ここ数日はトレーニングをしても最初の頃みたいにすっごく疲れたって感じることはなくなったの。これって毎日の修行の成果だよね?!」
ログ「それはよかったっす!!」
リディア「サンディにも『リディアあんた最近痩せたっしょ〜。焼き肉食べんのやめたクチ?』って言われたよ」
ログ「うんうん、俺から見てもマスターは無駄な贅肉がないと思うっすよ」
リディア「それにね、モンスターと戦う時も余裕ができた気がするよ!これもログのおかげだね!」
ログ「そんなことないっすよ。俺もマスターと一緒にトレーニングができて嬉しいっす。むしろ俺のほうがお礼を言いたいくらいっす!」
リディア「まあまあ、ログったら。ねえ、早速今日のトレーニングを始めましょう」
ログ「それなんっすけど」
リディア「ん?どした?」
ログ「俺、思うんっすよね。トレーニングの時の掛け声、もっといいやつにしたいって」
リディア「あー。あの『肉体〜〜〜〜か〜い〜ぞ〜お〜、それいちにっいちにっ』ってやつね。ありゃ確かにダサい。どう考えてもダサい。そして怪しい」
ログ「そ、そうっすか……」
リディア「まあ落ち込みなさんなって。私も一緒に考えるからさ。でもねぇ、私たちがやってるトレーニングって、基本的なことばかりだから、なかなか思いつかないなあ」
ログ「そりゃ当たり前っすよ!!基礎もなってない奴がいきなり応用なんてやっても意味がないっす。基礎は全ての土台。どんな玄人だって、初心忘れるべからずっす」
リディア「成程、トレーニング内容はログなりの思いがあるってことなの。でも、それなら掛け声だって変に飾らないでさ、基本的な掛け声でいいんじゃない?その方がいつも胸に初心を持っておけそうだよ」
ログ「確かにマスターの言う通りっすね!」
リディア「でしょ!そうと決まれば、早速今日のトレーニングよ!さあ、走りましょ!」
ログ「おっす!!」