- アルマ君&ルルー -
≫支援C
ルルー「困りました……」
アルマ「あれ、あそこにいるのはもしかして」
ルルー「どうしましょう……」
アルマ「なんか困ってるみたいだけど、知らない仲でもないし、一応声をかけたほうがいいのかな?でも、僕なんかでいいのかな」
ルルー「あら、そちらにいるのは……」
アルマ「やぁ。ええっと、君はインテさんの彼女の……」
ルルー「彼女……?!面と向かって言われると、なんだか恥ずかしいです……。アルマさんこんにちは」
アルマ「なんだろう、いつもアランさんとヴァンを見ているせいか、恋人だって言われて恥ずかしがる気持ちがよく分からないや。僕もヴァンたちに毒されちゃったのかな。今度ティエラにお祓いしてもらおう……ブツクサブツクサ」
ルルー「あのー、アルマさん……?」
アルマ「え……?あ!ご、ごめん……。僕、ついつい独り言を……。インテさんの彼女になんて失礼なことをしてしまったんだ……!」
ルルー「い、いえ……。私はそんな偉い人でもないですし、どうかお気になさらずに……」
アルマ「で、でも、僕はあのインテさんの彼女に大変失礼なことをしちゃったし……」
ルルー「ど、どうしましょう……。アルマさん、とても落ち込んでいらっしゃるわ……。そうだ、アルマさん!」
アルマ「な、何かい?!僕に出来ることならなんでも言ってよ!」
ルルー「あの!私と一緒に『ユア・リ・ソール アナザー』に行きませんか?!」
アルマ「『ユア・リ・ソール』って確か、サンマロウに本店を置いてるマドモアゼルに人気のお店なんだよね?この間ヴァンがアランさんと本店に行って来たみたいだけど……」
ルルー「そうです、その『ユア・リ・ソール』です。実はリディアさんと2人で行くつもりで予約を取ったのですが、昨日から虚血性大腸炎になったみたいで……」
アルマ「えぇ?!リディア、大丈夫なの?!最近ストレス溜まってたのかなぁ……。ええっと、それでリディアのかわりに僕を誘ってるわけだね?」
ルルー「はい。無論、無理にとは言いません。アルマさんのご都合がよろしければ、の話ですが……」
アルマ「僕はいいけど……。でも、本当に僕でいいの?インテさんとか、他に相応しい人がいると思うんだけど……」
ルルー「私、アルマさんと一度ゆっくりお話してみたかったんです!」
アルマ「ほ、ほんと?!ほんとに?!うん、それなら一緒に行こうか」