お部屋へ戻ってきた優良さんは、可愛らしい赤ずきんの衣装に身を包んでいた。
…せっかくなので、私の衣装データに加えておきますね。
ついでに、可愛らしいお姿を何枚か写真に収めてから優良さんに声をかけた。
《優良さんも仮装したんですね》
「はい、お父様に衣装を渡されたので」
私の問いかけに優良さんは頷いた。
…仮装をしているということは、お尋ねしてもよろしいということですね!
《優良さん、Trick or treat!》
「え…と、どうやって渡したらいいのでしょうか…?」
私の言葉に戸惑う優良さん。
…確かにそうですね。
その場合は…。
《悪戯ということでしょうか?》
「…!!」
私の出した結論に吃驚している優良さん。
その姿もこっそり撮影してから《では、優良さんのお写真を皆さんに拡散させて頂きますね》とお知らせした。
可愛らしい写真を選びましたので、ご安心を!
*
『あとがき』
これでハロウィンのお話は完結です。
最後の、どんな写真を拡散されそうになったのかは、ご想像にお任せします。
そして、優良ちゃんの首筋にある赤い痕については理事長先生が早く治るように薬用クリームを塗ったり、コンシーラーで隠したりと陰ながら頑張っています。
それを知った学秀くんが張り合うように痕をつけて、それを理事長先生がせっせと隠し…というイタチごっこが暫く続くといいなと思っています。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!
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CrystalpalacE