仕方がないんだけど…
冬休みも明けて、しばらく。
殺せんせー関係で忙しなく動いてた日々から、ようやく解放された頃。
僕らの学校に王女様がやって来る…!
ノルゴ王国という、ヨーロッパの北、北欧あたりにある自然豊かな国の王女様で、僕達と同い年なのに国際平和についてとても興味があるらしい。
そして今回、理事長のご厚意で僕達の学校の英語ディベート大会に参加することになったみたいなんだけど…理事長って、本当、何者。
「といっても、オレらは参加できないけどな」
…そう、何でも”外部受験対策に専念させる”とのことだ。
まあ、E組である以上、仕方がないんだけど…。
「こんな時だけはA組も浅野君も羨ましいなぁ」
「浅野君なんて、王女様のエスコート役でしょ?」と続ける中村さんにクラスメイト達が口々に羨望の言葉を漏らす。
「そうは言っても、こればかりはどうすることも出来ません」と殺せんせーが落ち込むと、クラス全体が少しどんよりした雰囲気になってしまった。
それを盛り上げようと、ビッチ先生が若い外交官を口説き落とした話を始めたが、誰も興味を示さなかった。
「…って、ちゃんと聞きなさいよ!」
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CrystalpalacE