薄氷
(名前変換無:薄氷/うすらい)

政府御用達の元刀鍛冶。
訳あって審神者が居なくなり打ち捨てられた本丸の主になることになった。霊山の麓で刀鍛冶をしていた為、霊山に護られ、そこそこの霊力が宿っている。
腰まである黒髪のロングヘアを1つの三つ編みにして垂らしている。なお、結んでいるのは剣勢。リボンはその日の剣勢の気分で変わる。
時間遡行軍に襲われた際に斬られ、右腕の肘から下が無くなったので刀鍛冶を辞め、政府の斡旋で嫌々審神者となった。
基本、審神者業が嫌い。本来右利きだったので政府に送る手紙を書くことも一苦労、メール等をするためのタイピングが苦手なので時間がかかる、そんな事ばかりで仕事が進まず、進捗を見に来る長谷部や長義が毎度溜息をついている。
「刀鍛冶なんて、どこにそんな力が」と言われるほどの細腕だが、結構馬鹿力。片手の握力だけで湯飲みが割れる。
好き嫌いが多く、主に野菜が嫌いで、光忠や歌仙が頭を悩ませている。
霊山にいたせいで、月光の光があれば生きることが出来る体になるが、刀剣男子と同じ食事をとる生活を送るようにしている。
剣勢は最後に作った刀で、とても大事にしている。

剣勢には「らい(変更無し:らい)」と呼ばれる。






剣勢
(はやせ)
※変換不可

鮮やかな癖のある赤毛の小姓のような風貌の少年。
声を出すのは稀だが、作者の薄氷を「らい」と呼ぶ。
薄氷は呼ばれただけで大体何のことか分かるらしい。
本体は1尺2寸の小脇差の種類となる。
刃が薄く赤みを帯びており、綾杉肌の刃紋が特徴。
斬れ味は抜群。
朱色の下地に金で書き込まれた菊柄の拵えと朱色の柄が特徴的。金糸の下緒がありとても豪華な作り。
刀身作り、鍔、鞘、仕上げに至るまで、すべての作業を薄氷一人で行った。