ざーーーーー。
千代里は散々な目に合わされて、半泣きになりながら、シャワーを浴びる。

チュウがあんなことをするなんて思ってもなかったし、何より、信じられないくらいにヨガってしまったことが、裏切り行為のようで情けない。

ハダカの身体を抱きしめる。
荒っぽい抱き方とはまた別の、頭が真っ白になる、気持ち良さ…

だめだ、と頭を振る。
綺麗にしなきゃ、とシャワーを股へ持っていき、まだ敏感すぎる部分に当ててしまい、きゃあ!と悲鳴を上げて崩れ落ちてしまった。

水流がそのまま、挟まれたまま直に花芯を責め続ける。

びくん!と大きく仰け反って、果てたところで、カタン、とシャワー室のあく音がする。
ぺたん、ぺたんと歩く音。

朝は使う人いないのに、こんなところ、見られたら…!


「随分とまた、お楽しみなようだなあ、千代里」


一番、聞きたくないアーロンの声。
鍵を掛けていたが、念のために即座に開ける。

バン!!

鍵を引きちぎる勢いでドアを開けられる。幸い、頑丈な作りのドアは無事だ。

狭い個室に身体を滑り込ませ、千代里を立ち上がらせると、肩に手を回させ、お姫様だっこのように、抱えられる。
片方の太腿を、さらに肩に回させ、ぱっくりと開いた股に、水流を全開にしたシャワーを、ぐりぐりと、花芯に押し付ける。


「お仕置きだ」


言葉だけで、果てる。
瞬間、怒涛の刺激が脳みそをグチャグチャにかき混ぜる。


「やあああああああああああ!!!!!!!」


悲鳴をあげる。
痛い。痛いのに、ものすごく。


「あ、あああ!!もおやだ、や、とめて!!とめてええええ!!」


なんで、こんな。


「ああ?誰に向かって命令してんだ?」


きゅ、きゅ、きゅ。
さらにお湯に加えて、水の水流が加わる。


「ひっ、ぁ、もぉ、むり、こわれ、る、こわれちゃうぅ」


がくがく、震える身体が何度も何度も絶頂する。
痛くて仕方ないはずが、それが男の視線とぶつかる度に、極限の快楽に変換される。


「ふん。マゾのお前にゃ、このくらいないと、足りねぇ、だろ?」


きゅっ!
シャワーが止まる。

身体が痙攣する。

何度も、何度も、
余韻だけで果ててしまう。


「…キレイになったな」


ちゅ、と、音を響かせて、花芯へ男が口づけをする。
最奥が、応えるように、ずくずくと疼く。

男の指が、愛液を掻き出すように、膣内を引っ掻く。
鮫肌のザラザラした感触が、半身をこすって、まるで何度も舐め上げられているよう。


「アーロン、さ、ん?」


とぷ、とぷ。
膣から愛液が溢れ出す。


「もっと綺麗に、しねえと」


うん、と首を縦にふる。
そそり上がった、男の怒張に、千代里の足が外されて、腰へ絡みつくように挿入されていく。

重力に従って。
落ちる。


「っああ!!」


ひとつになるなんて生易しいものではない。
串刺しにされて、股を裂かれるような痛さ。

なのに、身体の感度が上がりすぎて、ゆさゆさと少し揺らされるだけで、脳天で快感が爆ぜ上がる。

花火が散る。
男の抽送が始まる。

スローモーションで、すべてが進んでいく。
一突きされるたびに、軽く果てる。

天国が見える。
意識が朦朧とする中で、ただ、はじけるような電撃と、痛みだけが、意識を繋ぎ止める。


また首のつけねの肩を噛みつかれる。
跡が残るかもしれない。


あ、あ、あぁ、ぁ…


自分の声が、エコーがかかって、男の吐息と混じり合って、卑猥な水音は音楽のように、頭で弾ける。


気持ち良いなんて、物足りない。
この人の暴力にさらされて、もっともっともっと。


漂う視線が、魂を捕まえて離さない。
男の魂を食べてしまいたい。


地獄の窯で、
一緒に茹で上げられている。


熱くて仕方ない。
お腹に熱湯が注がれる。

なのに止まらない。


「千代里、千代里」


身体が揺れる。
世界が揺れる。





シャワーで水を飲まされる。
その下半身は繋がったまま。

まだ、お仕置きは、終わらない。

言葉を失った獣の交尾。





昼も過ぎた三時のおやつ。
千代里が事務を公欠する知らせが届いたのだった。