はー、と放心していると、体勢をまた変えられる。

「わからねェくせに」

人差し指で口内を蹂躙される。
それ自体が背徳的な感じがする。
頭が重たい。酔いすぎたみたい。

「ぁ」

二度目もやはり痛い。
だが、指が舌を絡めるように動いて時折、喉の奥まで侵入するのに気を取られて、昨晩よりスンナリと飲み込んでいく。

ずず、ず。
ゆっくりと深く深く沈められて、グチャりクチャりと円を描くように腰が動く。

「ン、ぁ、きもち…」

片腕に胸を揉みしだかれる。
片足を思い切り上げられ、高い位置からグリグリと楔を押し付けられて、子宮の入り口に柔らかい先端がゴツゴツと当たる。
吹き飛ばされないように、シーツを精一杯、掴む。

「ちっ……飲みすぎたな」

ずるり、と徐ろに自身を抜くと、男は軽く自身をしごき出した。

「あ、の」
「この歳になるとな、そうガツガツもいけねェんだよ」

あー、と彼は溜息をついて後ろへ倒れこむ。

「なんだ、その顔は」

月明かりに照らされて、下等生物のくせに、ほんのりと光を受けて、この世のものとは思えないほど、透き通ってみえる。
不安げに、ゆっくり起き上がると、千代里は恐ろしげにダラんと垂れた彼の性器に触れる。

「…あたしのせい、ですか?」
「物足りないってか? 犯されねえんだから喜べよ」

それでも尚、俯いたままでいることに、不能ぶりを責められるようでイライラしてくる。

「きゃ」

手を引いて、倒れ込ませる。
跨ぐように顎で指示すると、そこはかとなく恥ずかしげにおずおずと腰に乗っかる。

「そんなにシてぇなら、自分で動け」

ほら、と腰をあげる。
怒張自体は萎えてはいない。

え、あの。当惑して目線をきょろきょろと行ったり来たりさせる。
どうする気だろうな、とずっと睨んでいると、観念したようにソレを取り上げて慣れない手つきで入れようとするのだが、なかなかうまく入らずにヌルヌルとすべる。

なんて愚かな生き物だろうか。

「媚をうりゃあ俺の機嫌が良くなるわけじゃ、ねェんだぞ」

やめた、やめた、と呟いてその小さな身体を引き寄せる。
よいしょ、と傍に抱きなおし、雑に股へ指を突っ込む。
自分を受け止めるたびに壊れるのではないか。尻をもむと女の小さな骨盤が頼りなく感じられる。

「お望み通りイかせてやるよ」

クチャクチャと指を差し入れする。中途半端に高まっていたと見えて、脇の下で縮こまった身体がびくびくとすぐに反応しだす。

「そ、ッいう、じゃないの…に!」
「お前はここが好きだよな」
「ぃ…ンんっーー!」

はぁ、はぁ、と大きく呼吸をするたびに胸が脇腹に擦れる。
2度ほど飛ばして、更に激しくかき混ぜる。泣きながら許しをこう顔を見て、むくり、むくりと酔いも覚めてか力が増してくる。

「四つん這いになれ」

ぱちん、と尻を叩くと、ひゃん!と悲鳴が上がる。
まったく、小さな犬のようだ。

「雌犬が」

ズン!と後ろから串ざす。
きゃイン、と悲鳴が上がったのを聞きながら、身体を押しつぶすように覆いかぶさる。

「あーーっ、あっ、だめぇ、あ、ぃ、壊れちゃう!」

きゃあきゃあと泣き叫ぶ悲鳴が心地よい。
壊れろよ、と思い切り肌にパチン!と音がするほど勢いよく挿入を繰り返す。吐き出しても吐き出しても次から次に熱を帯びる欲望を、気絶させない程度に休ませては、腰を打ち付ける。

がくん、と腕で支え切れなくなった身体を、片手で簡単に持ち上げてついでに胸を揉みしだく。
日に焼けずに薄い茶色をした粒をクリクリと押しつぶして遊ぶ。
搾り取るように痛めつけると、キュンキュンと彼女の蜜壺が締め付ける。

「はッ、どうしようもない、女だな!」

罰するたび、切なげに締め付ける無意識な動きが、息苦しいほど気持ちが良い。
まだ狭くてカタチにも慣れないほど未熟なくせに、いっぱしに俺が欲しいと求めるようで。

「アー口ン、さん…!」

イキっぱなしの様子で悩ましく舌を垂らす姿に、もっと、と腰の動きを速くする。
ガクガクとゆすられる身体が見える。無我夢中になった意識の遠くで、そっと少女の頭に手を伸ばす。

よしよし。
従順なペットは可愛いものだ。

底なしに搾り取られそうなほど、きつく締め付けられ、思ったより速く尽き果てたな…と最後に飛び出した分をこぼさぬよう栓をしながら、布団へどさりと倒れこんだ。