Short Story
〈ご褒美〉
阿「研究室はこっちじゃ。」
歩「いいなぁー!!歩美も行きたーい!!」
光「僕も行きたいですー!!」
元「俺も俺もー!!」
哀「あなた達、宿題するんじゃなかったの?」
『それじゃあ…ちゃんと宿題頑張った人には、お姉さんから素敵なご褒美をあげよう♪』
「「「ご褒美ー!?」」」
歩「ご褒美だって!!何だろう…ケーキかなぁ?」
光「最新のゲームとかですかね!!」
『(やべっ、ハードル上げすぎたか?)』
元「ちげぇーよ!!そこはうな重に決まってんだろっ!?」
『(なんでだよ…)』
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〈好奇心の塊〉
『言っときますけど阿笠さん、私もまだあなたのこと疑ってますからね?』
阿「じゃからワシは怪しいことは何もしとらんよ…」
コ「(やけに疑り深い人だな…)」
ー数分後…
『博士!!これなんですか!?』
阿「それはイヤリング型携帯電話じゃ。」
『へぇーすごぉー!!あ、これは!?』
阿「それはじゃの…」
コ「(……いやあの人疑うフリして純粋に楽しんでんな?)」
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〈彼女が去った後〉
【一徹目】
風「志津馬くんはまだ仮眠室か。」
公安A「いや、風見さん。志津馬さんはもう…」
【二徹目】
風「志津馬くんこの資料…って、もういないんだったな。」
公安B「(風見さん…寂しいんだなきっと。)」
【三徹目-トイレにて】
風「まさか…鏡の中世界に閉じ込められてしまったのか…!?志津馬くん!!志津馬くんしっかりしろ!!そっちは危険だ!!戻ってくるんだ志津馬くん!!」
公安A「まずいな…そろそろ風見さんがいろんな意味で限界そうだ。」
公安B「一応降谷さんに報告しとくか…」
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〈無惨な姿〉
コ「ちなみに志津馬さん。」
『何ー?』
コ「この前事務所出たとき服の袖口に何か付いてなかった?」
『何かって……あーそういえばたしか、左の袖口の内側に黒くて丸っこい何かが付いてて、でっけぇーハエだと思って思い切り振り払った記憶はあるけど。』
コ「(どうりで階段下に盗聴器付き発振器が落ちてたわけだ。さすがに風見刑事のようにはいかないか。)」
『それがどうかした?』
コ「ううん、なんでもない!!」
『?そう…?』
コ「(しかし、でっけぇーハエって…)」
ー数日後
コ「博士。」
阿「おぉ、どうした新一。」
コ「これもうちっとコンパクトにならねぇーか?」
阿「盗聴器付き発振器か?それは可能じゃが今さらなんでじゃ?」
コ「一部の人にはハエに見えるらしい。」
阿「……はぇ?」
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〈決め台詞〉
『いやぁ〜あの時のコナンくんは眩しかったなぁ…』
コ「そんなことないと思うけど…」
『そんなことあるよ!あれを見たらもうね、みんなこう…こうなっちゃうから!(顔を両肘で隠す)』
コ「…それ何のポーズ?」
『遮光のポーズ。』
コ「バカにしてるでしょ。」
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〈愛が強い〉
歩「海音お姉さんホントにいたぁー!!」
『いらっしゃい。』
元「コナンの言う通りだったな!!」
光「ポアロでアルバイト始めたんですね!!」
『そうなの。またみんなと会う機会が増えそうだね。』
元「なぁなぁ!!今度の新メニューでうな重サンド作ってくれよ『それはムリ。』
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〈意中のお相手〉
園「でぇ〜?志津馬さんもいるんでしょ?」
『いるって?』
園「んもぅ、とぼけっちゃって!!彼氏よ彼氏!!今そういう話の流れだったじゃない。」
『あぁいや私はそういうのは…探偵業始めたばっかだし、そんな余裕ないよ。』
安「でも志津馬さん、いるにはいるって言ってましたよね。意中のお相手が。」
園「え!?」『はっ!?』
蘭「そ、そうなんですか!?」
安「たしか大学時代からの知り合いで、背が高くて眼鏡をかけているとか。」
『わ、私そんな事安室さんに話しましたっけぇ…?』
安「あれ?僕の聞き間違いだったかな?…っと、僕はそろそろ上がる時間なので志津馬さんあとお願いしますね。またねコナンくん。」
コ「またね安室さん。」
『(言い逃げかよあの金髪…!!)』
園「これは深く掘り下げられそうねぇ…」
『いや違うからね?冗談だからね?園子ちゃん目が怖いよ?』
コ「(もしかして、志津馬さんの想い人って…)」
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〈プラマイゼロな二人〉
哀「あなたって見た目に反して子供っぽいトコあるわよね。」
『それを言うならあなたこそ子供のくせに妙に大人びてるじゃない。』
哀「何が言いたいのかしら。」
『お互い様ってことでしょ。』
哀「姿かたちも言動も違うあなたと一緒にしないでもらえる?」
『素直な方が男子にモテるよ?』
哀「余計なお世話よ!!」
阿「(まるで年の離れた姉妹みたいじゃのう…)」
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〈思いとは裏腹に〉
『(咄嗟の判断でバックハグとか…何かっこいいことしてくれちゃってんのよ…そんなの、好きになるに決まってんじゃないの!!もうっ!!)』
―その頃、警視庁。
風「あの勢いは絶対に引かれた…志津馬くんに嫌われた…ダメだ。俺はもう終わりだ…」(デスクに突っ伏す)
公安B「なぁ…今日の風見さんのへこみ具合すごくね?」
公安A「激辛のカップ麺でも買ってくるか…」
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《罰ゲーム》
『あむぴー!!2番テーブルホッㇳ2つでーす。』
安「…その呼び方はわざとですか。」
『ふん、謝ってもらえないからペナルティですよ。』
安「まったく子供じみたことを…」
梓「4番テーブル、ハムサンド3つです…あ、あむぴっ…!!」
安「梓さんにまで何吹き込んだんですっ!?」
『へっへっへ…』
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《あむぴとは…?》
ー休憩中。
『元々”すきぴ”っていうのが流行ってたんですよね?』
梓「…あ、ありましたよ!!”好きなピープル”って意味で”すきぴ”ですって!!」
『へぇー…じゃあ、あむぴは?』
梓「あむぴは…」
梓「……」『……』(天井を見上げる)
梓「『………あむろな、ピープル…?』」
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《たぶん寝てない。》
降「それで、どうだったんだ。久々に同期と会った感想は。」
風「…元気そうで、ホッとしました。」
降「それだけか?」
風「あぁ、あと…その…ショートヘアーが似合ってて…」
降「…風見?」
風「近くにいると、とってもいい香りがして「お前さては寝てないな?」
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《七夕》
『みんなは何お願いしたの?』
歩「歩美はみんなとずーっとお友達でいられますよーに!!」
光「僕は賢くて勇敢な大人になれますよーに!!」
元「オレはうな重が目一杯食べれますよーに!!」
『うっ、平和だ…!!』(片手で目を押さえる)
安「その汚い涙で子どもたちの短冊を濡らさないでくださいね。」
『ごの゙ぎん゙ばづぎら゙い゙っ…!!(この金髪キライっ…!!)』
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《もう一人の理解者》
コ「ねぇ佐藤刑事。」
佐「ん?どうしたのコナンくん。」
コ「本当は佐藤刑事も志津馬さんの話、聞いてたんでしょ?」
佐「えっ、」
コ「さっき物陰から足が少しだけ見えてたから。」
佐「…やっぱり、コナンくんにはバレちゃったか。盗み聞きするつもりはなかったんだけど。ただ…私にも、身近にいた大切な人を失った気持ちは…よく分かるから。」
コ「佐藤刑事…」
佐「この事は、志津馬さんには内緒ね。」
コ「…うん、分かった。」
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《星に願いを》
「ねぇママー。なんで今日って七夕(たなばた)の日っていうのー?」
「それはね。お空にいる織姫さまと彦星さまが年に一度、その日の夜だけに会えることをお祝いする日だからよ。その二人の力で、私たちの願いも叶えてくれるとも言われているの。」
「じゃあちえがさっき書いたお願いごともかなえてくれる?」
「えぇ。ちえがいい子にしていたら、きっとね。」
風「(そうか…今日は七夕か…)」
―数分後。
降「待たせたな風見。」
風「……」
降「…風見?」
風「へっ!?あ、あぁすいません!!」
降「どうしたんだぼーっとして。」
風「い、いえ何も…ここではなんですし、場所を変えましょうか。」
降「あぁ。…ん?」
"大切な人がこれからも幸せにいられますように。"
降「(これは、風見の字か…)」
風「降谷さん?」
降「短冊に願い事とは、お前も案外ロマンチストなんだな。」
風「っ!?い、いやそれは…!!」
降「願掛けするくらいなら、自ら行動に移せばいいだろ。」
風「…自分は降谷さんみたいな実行力はたいしてありませんから。せめて彼女の幸せをこんな形で願うしかないんです。」
降「健気なのは結構だが、そんなんだからいつまで経っても志津馬に気持ちが届かないんじゃないのか?」
風「は、ハッキリ言わないでくださいよっ!!」
一方、その頃…
『は…は、はくしっ!!』
梓「大丈夫ですか海音さん!?」
『あぁすいません、夏風邪かなぁ…?』
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随時不定期更新。