「誰しも先の事などわかりません。しかし貴方は自分のした事を受け入れなければなりません。これから自分がどうすべきか、何をすべきか考えましょう。また悩みがあればいつでも来てくださいね。貴方に神のご加護がありますよう」
男は心なしかスッキリとした表情で扉を開き帰っていった。
話を聞いていた修道女、エルが懺悔室から出ると見慣れた人物が懺悔室の前に立っていた
「あら御機嫌ようクラウス様。今日も祈りを捧げに?それとも懺悔されます?」
いつもなら声をかけると挨拶を返してくれるクラウスはエルを見つめたまま静かに口を開いた。
「ミス・エルグラド、ちょっと良いですかな?」
「……はい?」
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