人生の

私の両親は優秀な研究者だったらしい。

らしい、と言ったのには訳がある。
当時の私はまだ4歳で両親がどんな仕事をしているのか理解していなかったからだ。
あれよあれよと言う間もなく私は親戚の家に預けられた私は、日々成長していく中で思うことがあった。


両親はどんな人でどんな仕事をしていてどんな所に住んでいたのかと。


私はすぐに行動した。

まず、叔母さんから聞いた両親の勤め先にコンタクトをとった。

両親の事を聞きたいということ、何があって両親が死んだのかを知りたいと。

そして私は会って話をする約束を取り付ける事に成功した。

しかし、詳しいことは聞かされなかった。
事故の原因も、研究内容ですらも
血縁者であるはずなのに何も教えて貰えなかった。

そんな私を見かねて訪ねた相手である桐条さんは私にある提案をしてくれた。
それは、月光館学園に通う事であった。


そして私は、月光館学園中等部に入学することに決めたのだった。

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