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「寺子さん、あなたは別任務です」
いい笑顔で言い切った奥雪君に殺意が芽生えたのはしょうがない事だと思う。
「何で私だけ別任務なんですか奥雪センセー」
「理事長からのお達しです」
なんでもないことのように言い切った奥雪君。
理事長といえばあのおっさんである。
もしかしたらこの間のことを根に持っているのかもしれない
「そういえば寺子さん、僕との約束破って走りましたよね」
「なぜばれたし」
「やっぱり走ったんですか」
カマかけられた!!
そうだ、奥雪君は頭が良かったんだ!!
苦し紛れに言い訳を考え出し言う
「いやー親友ができてテンション上がって走っちゃったんだぜ」
ピクリと反応を示した後溜め息をついた奥雪君
これには流石に誤魔化されてくれないか…
「次からは気をつけてください」
え?いいの?
思わぬ効果を発揮した魔法の言葉
『親友』
なぜか奥雪君に勝利した。