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「おい遠子、入学式の時寝とったやろ」
坊が怖い顔で問い詰めてくる
「うむ」
「うむ、やあらへん!!」
ガミガミと説教たれる坊は止まらない
だがしかし私は日頃の慣れから殆どを聞き流しているため痛くも痒くもない
慣れているからと言っても流石に説教されるのは面倒と思っていると坊の後ろで志摩が笑っているのが見えた
…後でしばく
坊にバレない様にぎりっと歯を噛み締める
そんなこんなしている私達しかいなかった教室に人が入りはじめたため子猫さんに目線で訴える
子猫さんも教室に人が集まり始めたことに気付いた様で頷いた
「坊、そのくらいで許してあげましょ。そろそろ人も集まってきましたし…」
「あ゛?あぁ…そうやな」
子猫さんのおかげで坊が静まる
やれやれと一息つき右手を挙げ勢いよく振り下ろす
「いったー!!」
振り下ろした手は志摩の頭へヒットした。