「女将さん!!父さんと兄貴が怪我したて何で先に言わんかったんですか!!」

師匠を引き摺り急いで虎屋に戻ってきた

「ごめんね。至急ゆうから」

どうやら私の様子からジジイのことを察したらしい
女将さんは悪くない。悪いのは全部ジジイである。

女将さんに父さんと兄貴の場所を聞き、急いで行く
襖を開けると多くの祓魔師が部屋で寝込んでいた


「よう遠子。久し振り」


「兄貴!!怪我はどうなん!?」

見たところ何だか元気そうである

「大したことあらへん」

本当に大したことなさそうである。
なぜだ

「溝に片足突っ込んでこけただけや」
「悪魔は?」
「関係ないな」

ハハッと笑う兄貴
そりゃあ女将さんも後回しにするわ

「そんで!父さんは!」

まさかと思い、睨みながら兄貴の隣の布団に居る父親に聞く
あははと頭を掻きながら申し訳なさそうに一言


「ぎっくり腰です」


ブチッと頭の中で何かが切れる音がした




「馬っ鹿じゃねえの!!!」

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