御三方の事情 不慮の事故篇
☆不慮の事故で押し倒しちゃった!
どうする?
-ロロノア・ゾロの場合
→「わぁぁぁどいてぇぇぇぇ!」
「は、あ!?」
停泊中、シロモクバ1号に乗る練習をしていたら浅瀬に乗り上げ、つんのめって手を放したは良いものの名前ちゃん自体は勢い余ってゾロの背中に激突。
不意打ちすぎて流石のゾロも受け止めきれずにそのまま前に倒れる。
「おっま…前見ろ馬鹿!」
「見てたもん!見てたけどシロモクバくんが!」
「物のせいにすんな!」
「ていうか背中硬すぎもっと柔らかくして!」
「無茶言うな阿呆!」
「あーあー阿呆って言った阿呆って言う方が阿呆なんです!」
「てっめこの…」
お互いに気恥ずかしさから口論になるが、ピッタリおんなじ形で体が重なってることに関してはどちらも触れない。
ゾロなんか絶対気づいてるのに退いて欲しくないから絶対触れない。
サンジに見つかって降ろされて今度はそこで喧嘩を始めるか、ルフィあたりが面白がって飛びかかってくることにより強制終了。
-トラファルガー・ローの場合
→「うわわわっ!?」
「っち、」
鬼ごっこ中に前方不注意、曲がり角で激突。
ローが名前ちゃんを抱き止めるも尻餅をつく。
「わーっごめんなさい!」
「艦内で走るなといつも言ってるだろうが」
「まさかキャプテンがいると思わなくて…!」
「おれが居なくても走るな」
呆れてはいるもののいつも通りなローに対して名前ちゃんは分かりやすくドッキドキ。
勿論ローも内心色んな意味でドッキドキ。
男と違う女の体の柔らかさに驚いてそう(変態くさい)。
そのうちに名前ちゃんが我に返って逃げようとするがナチュラルに足なり腰なり掴んで気付いてないふりで逃がさないのがこの男。
「えーと、あの、私退きます」
「……」
「あの!?」
体勢的にも恥ずかしいから早く退きたいのに許されずにただただ顔を赤くして狼狽える、そんな名前ちゃんを真顔で見つめるロー。脳内大暴れ。
その後鬼ごっこの鬼(ペンギンとかシャチあたり)に見つかり強制終了(鬼が)。
-スモーカーの場合
→「、」
「えっ!?ちょ、」
偶然鉢合わせたタイミングで仕事の報告をしていれば、突如ぐらりと倒れてくるスモーカー。
受け止め切れる訳がないので向かい合わせたまま後ろに倒れ込む。
間一髪、スモーカーが抱きかかえてくれたので体を打ちはしなかったがどうしようもできない名前ちゃん。
「ご…ごめんなさいごめんなさいすぐに退きます!」
「…クソ、違ェ、おれが…」
「…ん?スモーカーさん熱すごくないですか!?」
スモーカーが倒れてくるなんておかしいと思い額を触れば珍しく発熱中。
本人は情けないやらしんどいやら照れ臭いやらで黙ったままなのでますますどうしたら良いか分からない。
「と、とりあえず医務室に行きましょう。最近きちんとお休みになってなかったと思うんで寝ましょう!」
「…まえが、」
「え?」
「お前が看病してくれんのか」
熱で蕩けた目に見つめられたら頷くしかない名前ちゃん。
いつもだったら我慢してるスモーカーさんも熱で判断鈍ってるので、看病と称して此処ぞとばかりになんか色々やらされんだと思います。