三日月宗近

へちゃむくれ

「酷い顔だぞ」
「そりゃあ、君と比べたらね」
「はは、まあな」
「そうじゃないでしょ」

岸辺露伴

エイプリルフール

「この世でアンタが1番嫌い」
「へえ、そうかよ」
「…………………違う。やっぱナシ」
「自分の言葉には責任を持てよな」
「未成年だから減刑」
「関係あるかよ」
「エイプリルフールを楽しむ為に来たのに……」
「あんな見え透いた嘘で楽しもうだなんて浅はかなんだよお前は」
「流石、嘘をつきなれてる大人は言うことが違いますねぇ」
「僕がいつ嘘をついたって？」
「今日休みって言ってたから来たのに。原稿してるじゃん」
「来てくれなんて頼んでない」
「ちょっとは喜んでよ！」
「嬉しくないんだよ」

ジョセフ

液体を零した

「……何か言うことあるよな？」
「……水も滴る、いい男？」
「は〜いそうだよォん。ほ〜ら良い男がハグしてあげるからね〜」
「ウソウソごめん！ゴメンて！タンマ！ネイルまだ乾いてないんだって！」
「悪いのはこの手か！この！」
「うわ！あだっ！すみません！！」

ミスタ

Big Girls Don't Cry

「この曲、知ってるな。タイトル知らねえけど」
「これ好きなんだよね。声がいい。でしょ？」
「ああ」
「気に入った？」
「まあまあ」
「名前に4がつくグループだけどね」
「ハァ！？ふざけんな、消せ！」
「英語だから無効だって」
「無効とかねえんだよ！」

陸奥守吉行

とても親しみやすく、人当たりがいい。
飛び跳ねる犬のように豪快に笑い、何にでも興味を持つ瞳は少年のようでもある。
しかし、ふとした時に見せる言動には老獪さも感じさせる。
それが酷くアンバランスに思えて、少しだけ怖かった。

御手杵

俺は槍だから、血が鉄の味なんだと思ってたんだ。