▼She of my ideal in my dream

あれこれ考えるのは基本的に好きではない。
のらりくらり、やりたいことを気ままにできれば問題もないし生活もできている。
ただ、夢の中でくらいお金持ちになって、女にモテて、ほめたたえられて、尊敬されたい。
うちは、特別裕福ではないし、まあ今の所童貞を捨てられてはいないし、このところ誰からも褒められていないし、尊敬もされていない。

自慢できるところ、と言われてもピンとこない。

正直言えば、この家の女っ気といえば母さんくらいで、やはり母親であるから評価は比較的甘い。
トト子ちゃんはもちろんかわいいしあわよくばと思うが正真正銘の"たかなのはな"である。
では、手軽な彼女を作るか。
いつもお付き合いのあるアダルトな彼女たちは、とても魅力的にこちらの深い所をずんと持っていくが、こちらと会話をさせるつもりなど一切ない。
一方的な勧誘行為にこちらも一方的にそれをおさめる他ないのである。
ならば、夢の中で理想のシチュエーションで理想の出会い方をして理想の彼女をつくることにした。

最初、とてつもなく美女でスタイル抜群で完璧なモデルの様な彼女を考えた。
しかし、どうも現実味が薄く、少し前にめんどくさい事になったレンタル彼女を思い出してすぐさまその考えをリセットする。
普通の、笑うと目じりにしわのよるかわいい女の子にしよう。
身長も平均的で、体重も平均的。
女の子の平均はよくわからないけれど、普通。を求めた。
胸のサイズ、腰まわり、声も、全て自分の考える居心地のよさを突き詰める。
出来上がった彼女は、どこにでもいそうな女の子。
弟たちにこの妄想を説明してしまえば、きっと本当に俺が考えた"理想の彼女"である事を疑われそうな女の子。
トト子ちゃんほどかわいいか?
レイカとは?

しかし不思議なもので、自分が持て余している時間いっぱいを使って考えた彼女にはとてつもない愛着をもてた。

名前を#myoji#奈緒と決め1人ほくそ笑む。


何色が似合うかだって?もちろん赤だ。

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20160524

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