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翌日、飽きることなく私達は盛っていた。箍が外れたのだろう。
準備しておいた大人の玩具に薬研は最初こそ首を傾げたが、使い方を教えればとても淫靡に笑ったのだから。
今もまた、じゅぽっぐぽっと空気を含んだいやらしい水音を部屋に響かせ、机の上に寝かされた私はベビードールを乱れさせながら身悶えている。

「うまいかい?たぁいしょ」
「あっぁああっ、イくっあっ、イくぅっ!!」
「大将は団子が大層気に入ったみたいだなあ」

全身を痙攣させて絶頂を迎える私を見下ろしながら、薬研は団子、もとい三色団子をモチーフにしたバイブでぐりぐりと奥を抉る。
腰を跳ねさせる私に楽しそうに笑いながら、容赦なくバイブのスイッチを入れた。
ブィーンと低い稼動音を響かせながら、シリコン製のそれがイったばかりの蜜壷を震わせるせいで私には休む暇もない。

「ぁあああぁっ!!あっああっ、んぁあっあっああ、ぁあっあ、ぁああっ!!」

団子をモチーフにしたそれは非常にもちもちとした、つまり弾力のある球体を三つ繋げた形をしている。
お陰で緩やかだが確実な凹凸を描くフォルムをしていて、薬研がそれを出し入れすればまるで三連のカリ首に内壁を擦られているような快感が私を襲うのだ。
しかも球体それぞれに強力なモーターが仕込んであるせいで震動の強さは段違い。ぐりぐりと奥を抉れば、昨晩から散々ほぐされた身体はくぱりと子宮口を広げ、柔らかな先端に悦んでしゃぶりついた。

「あぁっ!!あっ、ぁあ゛ぁあっ!!はまって、るっあ、っぁああぁあーっ!!あっあぁ!!」
「あー……もう我慢できねえ」

ぐぽっ。ぐぷっ。じゅぶっ。ぐじゅっ。
愛液を飛び散らせながら何度も奥を突き上げていた薬研だったが、我慢の限界が着たらしい。
ちゅぽんっと音を立ててバイブを抜くと、ベルトを外しズボンの前を寛げ立ち上がったものを出そうとする。

「ぁ……やめないで、ぇ。ぁ、入れて、よぉっ」

しかしその僅かな時間すら待ちきれず、腰を揺らしてねだる私に薬研は笑みを浮かべると、そんなにコレが欲しいのかいと言って今だ震え続けている三色団子を私の目の前に差し出した。
イかずに終わっている私はそれに素直に頷くと、ならこっちの口でしゃぶってくれや、という薬研の言葉にクエスチョンマークを浮かべる。

「ぁっ、あ……うそっあっ、あああぁあっ、あっ、らめえぇっ!!」

こっちの口、というのはアナルのことだった。
菊座に押し付けられた団子はひとつひとつゆっくりと中に押し込まれ、三つ全て飲み込んだ私は腸内で震える玩具に先ほどとは違う快感を覚えてか細く息を漏らす。
そして圧迫感に慣れる暇も無いうちに、怒張したやげんのものが蜜壷へと押し付けられた。

「二本、食えるかい?」
「あ……食べさせてぇ」
「はっ、淫乱っ!!」

足を大きく広げられ、一気に薬研のものが突き立てられた。
入ってきた質量と熱に私は一気に絶頂に辿り着き、弾けた快感に全身を震わせる。

「ああ、くっそ……中で、震えてやがる……っ」
「はっあ……にほん、たべちゃった、ぁ……ぁんっ、あっぁああっ!!」

内壁越しにバイブの震動を感じるのだろう。熱く長い息を吐いた後、薬研は私をまんぐり返しの格好にさせると、私の子宮を押しつぶさんばかりに上から体重をかけてその全てを中に収める。
そうするとアナルのバイブも余計に存在を大きく感じてしまって、イったばかりの体には過剰な快感に私は全身を痙攣させて喜ぶしかない。
バイブをくわえ込んだ子宮口が薬研のものに吸い付かない筈がなく、ひくついた子宮口は薬研のものを悦んで咥え込んでいる。

「あ……ちゅぅって、してる、子宮が、薬研のと、ちゅって、しちゃってる、ぅ……っ」
「俺も解るぜ……精液が欲しいといやらしくねだって、はまりこんでやがる……ぁあ、くっそ……出るぞ……っ!
「ぁ、ぁあ……あっつ、ぃい……せーし、でちゃ、ぁん」

先端を子宮口にくわえ込まれ俗に名器といわれる内壁に包まれ、そして内壁越しにバイブの震動を感じて耐え切れなかったらしい。
禄に動いてもいないのに、薬研は子宮に直接熱い精子をぶちまけた。濃厚な子種に私の子宮は喜んでごくごくと飲み干していく。
そうして中に出される快感に私が恍惚としていると、出したばかりだというのに薬研はずるると限界まで引き抜き、そして体重を乗せて奥をごちゅん、と穿ってきた。
堪らない。当然だ。そんな子宮口に何度も先端を嵌めて、嵌められて、奥を突かれて、耐えられる筈もない。
しかも薬研が手を伸ばしてアナルに入っていたバイブの震動をあげた。無理だ。こんなのイき狂う。

「ぁあああぁあっ!あっあ゛あぁっ!!あーーっ!!あんっあぁあっあっん、あんっんっああ、ぁあっあんっ!!」

ばちゅっ、ぶちゅっ、ぐちゅっ、と派手な音を立てて重いピストン運動が繰り返される。
子宮が潰される度に、軽くイっているような気がする。痙攣し続ける身体は無秩序に動きまわり抵抗するが、薬研に押さえつけられて逃げ出すことも叶わない。
みっともなく足を広げた私は、薬研が満足するまで彼の精液袋になるのだと思うと嬉しすぎてそれだけでイってしまいそうだった。

「あんっ!あっぁああっあっあ、イくっあっああっあ、イくイくイくイくっ!!あ、ぁ……あぁああぁああっ!!」

そしてまた呆気なく訪れる絶頂。はくはくと大きく口を開けて呼吸を繰り返し、中のモノをぎゅうぅと締め付ければ薬研もまた奥をぐりぐりと抉り精を吐き出す。
びゅるるっと出された精液を、子宮口の中に一滴残さず注ぎ込んでいく。二度目の精液に私の子宮は大喜びで、ふるりと震えながら私は薬研の体に縋りついた。


ぬぷぬぷと数度の抽送の後、未だ硬くそそり立ったものを引き抜けば白い子種がとぷりと膣口からあふれ出す。
僅かに痙攣しながら私が余韻に浸っていると、ここだと背を痛めると言った薬研が私を抱き上げて場所を移動しようと言った。
抵抗する理由もなかったので素直に頷いたのだが、部屋を出て数歩もしないうちに未だにアナルで震えている玩具に打ち震える私に薬研の我慢が効かなくなったらしい。
背中を壁に預け、私の片足を高く持ち上げた薬研が露になった秘部に硬いものをずぶずぶと入れていく。
移動するんじゃないのかとか、ココでも背中は痛いとか、そんな文句はすぐに掻き消えた。未だ震え続ける三色団子と薬研のものの熱に私の思考は既にどろりと溶けている。
すぐにピストン運動が始まり、ごつんごつんと奥を叩かれる快感に薬研にしがみついて只管にあえぐ。

「あっぁああっあ、ぁあっあっ、んっんんぅーーっ!!んっむっうっ、ぅあっあ、ぁんっ!はっあ、ぁああっ!!」

ぷちゅ、ぱちゅ、じゅぶっ、ぐちゅっ。
と結合部から水音を響かせながら、私は薬研の肩口に顔を埋めて喘ぎ声を噛み締める。
しかしすぐに耐え切れなくなって、結局薬研にしがみついて喘ぐしかなくなった。そして爪先立ちだった不安定な体勢も、両足を薬研に抱えられることでついに自力で立つことすらできなくなった。
ぐぐっと更に薬研のものが奥へ奥へと入ってくる。自重が加わり、結合部に体重が集中したせいだ。当然ぐりぐりと奥を抉ることになり、私は増した圧迫感と快感に喉から悲鳴のような嬌声を迸らせる。
ごちゅんっ、ぶちゅんっと激しくなった律動に、必死に薬研にしがみつきながら生理的な涙を流す。

「ぁっぁっあっぁああーっ、あっ、あんっあ、あ、ぁあっあ、イくっあ、イくイくイくイくっ、んんんぅううーーっ!!」

一番奥まで薬研のものをくわえ込み、その全てを中に収めた状態で私は絶頂を迎えた。ぎゅううぅと締め付ければ薬研もまた一番奥で子種を吐き出していく。
どぷん、と子宮の中に吐き出された熱いものに私もまたふるりと震えた。中に出された精子に、子宮もまた悦んでいる。

「何を……してる……」

私が中の薬研のものをきゅうきゅうと締め付けて出されたものを最後の一滴まで飲み干しる最中、第三者の声が聞こえて視線だけ寄越せば、驚愕の表情を浮かべた青年が一人そこに立っていた。
少年と青年の合間、若い果実というに相応しい要望、うっすらと紫がかった白髪を肩口で切りそろえ、宝石のような紫紺の瞳を見開いた彼の存在を示すように薬研の服をくいくいと引っ張ってやる。
薬研は解っているというように甘い吐息を吐くと、骨喰藤四郎だ、と耳元で名前を教えてくれた。なるほど、同じ粟田口か、と蕩けた思考回路で納得する。

「邪魔しないでくれないか、兄弟」
「な……に、を」
「見て解らないか?まぐわってるんだ」

ずるん、と限界まで引き抜かれたかと思うと、すぐにまた奥を突かれた。あんっと声を出してのけぞる私の首筋に薬研が吸い付く。
呆然とその様を見ていた骨喰だったが、ハッとしたかと思うとすぐに腰の刀に手を伸ばした。

「兄弟に何をした!」

そして怒りを露にした骨喰に私は予想通りの展開に呆れを覚え「止まれ、【骨喰藤四郎】」と言霊を使って彼を縛る。
途端にぴたりと動きを止めさせられた骨喰は再度驚愕に目を見開き、私は薬研に合図をして足を下ろしてもらう。
不承不承といった風に薬研がいまだに勃起しているものを引き抜けば、また私の唇からはぁん、と小さく声が漏れた。
中途半端にとめられた私は疼く秘部を感じながら、まるで時間でも止められたかのように動けずにいる骨喰に近づいてみる。
無防備な裸体を晒して近づく私に骨喰は何とか動こうと全身に力を入れているようだったが、たかが付喪神の、しかも分霊如きが私に勝てるはずがないのだ。
きつく握り締められた刀からゆっくりと指を離してやり、骨喰の顔を持って唇を重ねる。柔らかな舌に私もまた舌を絡めれば、不快そうに顔をゆがめる骨喰の瞳がちらりと見えた。
たっぷりと私の唾液を飲ませてやってから、骨喰の手を取りリビングのソファに座らせてやる。私は優しいから、刀は丁寧に鞘に収めてあげた。

「すぐに効いてくるわ。それまでココで待っていて」
「大将、まだか。そろそろ我慢の限界なんだが」
「薬研はもう少し我慢を覚えたほうがいいわ」
「兄弟も後で咥え込むつもりなんだろ?それまでに俺も満足させてくれや」
「んもう、えっち」

骨喰の頬をなでていると、ぐいと薬研に腕を取られて抱き寄せられる。
そしてテーブルの上に上半身を突っ伏す形で、今度はバッグで攻められる形になった。結局移動せずにヤるらしい。
どろどろに溶けている秘部に、またずぶりと薬研のものが入ってくる。
動きたくても動けない、だから視界に入れたくないのに入れざるをえない骨喰の視線を感じるせいで、先程よりも興奮も増している。

「兄弟に見られて感じてんのか?さっきより締め付けがすごいぜ」

ずぶずぶと入り込んできた薬研のものをきゅうきゅうと締め付けながら、振り返り薬研とキスをする。信じられないというような顔で薬研を見る骨喰の頬はうっすらと赤い。
唾液が利いてきたのか、はたまた目の前で始まった性交に恥ずかしさを覚えているのか解らないがすぐに始まった律動にそんなことはどうでもよくなった。
肌と肌がぶつかる音が響き、薬研に揺さぶられるのに合わせて胸もまた揺れる。そして背後から胸を鷲掴みにされたかと思うと、うなじに*みつかれた私の身体はぴくりと跳ねる。

「ァッああっあっぁあっうっん、んっんぅっ、ぁっぁあーっ!あっ、そこっそこ、ぉっ!!」
「ここかい?」

背後から突き上げられたことでGスポットをごりごりとこすられるのが堪らない。
カリ首が何度も強く擦りあげ、奥を突かれる感覚に頭が痺れるような快感が私の背中を駆け上がる。
蕩けるような快楽に喉を鳴らし、薬研のものをしゃぶりながら合わせて腰を振れば更に背中を駆け上がる快感が増えた。
ばちばちと瞼の裏で弾ける白い火花に、ひく、と喉を引きつらせながら背中をのけぞらせ、私の乳首を摘みあげている薬研の腕に自分の手を添える。

「ぁあっあっ、ぁああああぁ!あっぁあっイくっまた、ァッァあっあっぁあっ、んっんぁ、あ、ぁっ、ぁあぁあああっ!!」

びくん、と大きく身体を痙攣させて絶頂を迎えた私に触発され、薬研もまた最早何度目か解らない射精をした。
硬く立ち上がったものをずっぽりと埋め込み、先端と子宮口をぴったりとくっつけて、開ききった子宮口に熱い子種を吐き出していく。
中に出された熱に私が恍惚としながら余韻に浸っていると、ふと強制的に傍観者にされていた骨喰が目に入った。

骨喰は食い入るように私と薬研を見ていた。
そしてズボンは既にテントが張っていて、荒い呼吸と熱を持った頬に彼が完全に発情していることが解る。
薬研のものがずるりと抜けたことを確認すると、多少疲れを覚えた体で立ち上がり骨喰へと歩み寄る。
ズボンの上から足の間をするりとなでてやれば、それだけで骨喰の体がぴくりと跳ねた。

「あなたも、きもちいいこと、しましょう?」

耳元で囁いてやれば、骨喰の薄い唇が戦慄いた。

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