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3.
「ユナン、私に言ったよね?
『私は世界を変える存在だ』って。
でも……でも、マギ本来の力が使えない私なんて、世界を導く事なんて出来ないよ!」

「出来るよ」


ユナンは彼女をじっと見つめた。


「出来るよ。君なら」

「……どうやって?」

「前にも話した通り、君には僕達普通のマギには持っていない能力がある。それをちゃんと使えば、君は世界を変える事が出来る」

「それって、何?何の能力なの?」


ユールの問いに、ユナンはすぐには答えなかった。
彼女は立ち上がったまま、じっとユナンの返答を待つ。

先に口を開いたのはユナンだった。


「自分で、自分の力で探し出してごらん。
いつものように」


ユナンはいつもそうだった。
必要最低限の事は教えても、それ以上はユールに教えなかった。
そしてその度に、ユールは自力で自らの求めるものを手に入れてきた。
ユナンは今回もそうしろと言うのだ。



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