神の涙で満ちた箱庭



シーカサーリ公国


西大陸の北方沿岸に位置する小さな国。
名前の通り大公が国を統治しなければならないはずだが、公爵家の台頭による権力争いが激しく、国内の情勢は荒れている。

[特色]
西大陸と北大陸を結ぶ玄関口のひとつとして発展した小さな国。
土壌は豊かではないが、北大陸を開墾しようと移り住む人々や物資の輸送などが盛んに行われ、山岳地帯には鉱石資源の豊かな鉱山を擁するのどかな国であった。
ここ二十年ほどは内紛が頻発しており、人々が離れ、土地が荒れつつある。北大陸とを隔てる海に面した地域では、北大陸から流れてきた浮浪者などが行き交い、特に治安が悪い。

[生活]
大公の居住する首都近郊は治安もよく、ライフラインも物資も行き届いている。
しかし、離れれば離れるほど生活環境は悪くなる一方。紛争により破壊された建物もそのままであり、ライフラインも復旧しない。不安定な生活。

[教育]
平和な頃は各町や村に学校があり、ほとんどの子供は通って勉学に励んでいた。現在は建物自体が壊された学校も多く、首都近郊以外の教育機関はほぼ機能していない。
それでも、一部の教会や病院などでは子供に勉強を教える活動を行っている。

[法律・裁判]
きちんとした憲法があり、司法も存在していたが、現在は首都近郊でしか意味を為していない。

[軍事]
国の防衛を担うと同時に、市民の安全を守るための警察組織が存在している。
しかし、度重なる紛争により構成員が死亡したり安全を求めて国を出る者も現れたことで規模が縮小しており、もはや首都の警備で手一杯という現状。
警察組織が弱体化するにつれ、力のある公爵家が私兵を持つようになり、国内情勢は更に不安定になっている。

[大公/公爵家]
建国に貢献した者の血筋が公爵家として重んじられ、国を統べる大公を支えてきた。
しかし、大公家の求心力が低下したことで、実質的に権力を握ることが可能な《大公の後見人》としての立場を巡り、各公爵家が争うようになった。
権力を求めた公爵家同士の争いが絶えず、大公はもはやお飾りになっている。

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