大和学園教師
大和学園工業科教師
氷上 華祿(ひがみ かろく)
26歳│182cm│男
百鬼の分家・氷上の跡取り。
華道の教育も受けてはいるが専門は水墨画。
常に穏やかな物腰で、慌てることをしない。ぼ〜っとした雰囲気の漂うマイペースなお兄さん。
礼儀作法に厳しい大和学園において、それほど厳しいことを言わない緩い先生。
家の考え方もあり、欧化政策には反対の姿勢を示しているが、立場で人を差別することはまずない。大和の人間に対しても桜花の人間に対しても、良くも悪くも常に同じ態度。
ぶっちゃけ傍観主義者。はっきりしない態度のせいで、弟に嫌われて(?)いるが、本人は特に気にすることなく弟に接している。
「では、授業を始める」
「対立するのは仕方ない……のだろうな」
「考え方は人それぞれで、簡単に変えられるものではないのだから」
大和学園普通科教師
浅丘 千和(あさおか ちわ)
26歳│163cm│女
礼節を重んじる真面目な教師。
教師たるもの、冷静沈着に生徒を導く者であるべきと、常に努めている。
しかし本来は喜怒哀楽のはっきりした性格であり、相手によっては感情的な物言いをしてしまい、後で自己嫌悪に陥ることも多い。
礼儀作法に厳しく、事ある毎に説教を始めるが、基本的に生徒の為を思っての行動。少しお節介ではあるが、善意。
一般家庭の出身ということもあってか、欧化に関しては特に反対意識を持っているわけではない。
大和生徒の伝統を重んじる姿勢は良いことだと思っているが、桜花生徒といざこざを起こすのは見過ごせない。見かければ、つい止めに入る。
特に旧家関係の子供たちが家の影響により不仲なことに関しては釈然としない思いを抱えている。
「返事は一回で結構です」
「庶民の私には関係のないことだと、そう思われるのでしょうね」
「あぁ、もう……やめなさい!」
大和学園芸能科教師
邑楽 藤雛(おうら ふじひな)
26歳│160cm│女
舞と神道の教養を継承している白拍子の家系出身。
家の教育により一般教養にも優れるが、身分の低さ故か旧家やその分家の人間には気後れを感じてしまい、年下であっても強くは出られない。
元来、人付き合いは不得手であり、おとなしい。些か自分に自信がなくて、考え方も後ろ向き。
内向的で自己主張も苦手。基本的に頼まれたら嫌と言えない。
自分が教職に向いていないのは承知しているが、一人でも多くの生徒が伝統舞踊に興味を持ってくれればと思っている。
「私などには勿体ないお言葉です……」
「あのっ、申し訳ありませんが、授業中ですのでお静かに……」
「邑楽は……旧家の方々と対等に口を利けるような身分ではございません」
大和学園体育科教師
香西 三陸(こうざい みろく)
26歳│183cm│男
弓道を極める香西家に跡取りとして婿入りした、百鬼本家の次男。
弟の四築が幼少時から華道の才能を開花させていたため、跡取り候補としての教育は受けたことがない。華道は並みの腕前しか持たないが、変わりに弓道の腕前は相当なもの。
兄弟の中で最も欧化推進派を嫌っており、過激派の殴り込みは黙認。一応、節度は弁えている。
口は悪いが面倒見は良い。
真面目ではないが卑怯な手段は嫌いで、喧嘩は素手でやるタイプ。
座右の銘は『正々堂々』。
情に厚く義理堅いが、喧嘩早い性格が災いして学生時代には謹慎をくらったりもしている。
人生経験を重ねるにつれて落ち着いてきてはいるが、根底は変わっていない。一臣の上をいく世渡り下手。
「は? 黙って見てろ」
「男が姑息な手ぇ使ってんじゃねぇよ」
「ぎゃあぎゃあ騒がしいんだよ餓鬼共!」
