勘違われてスパダリ?(1)
あ、死んだ。
そう思ってるうちにメタリックボディーを手に入れちまった俺は、第2の人生でなまえと呼ばれている。
(いや、ロボ生?)
そりゃもちろん日本男子たるもの、ロボ、ドリル、バイクや機械いじりが好きで、ガンダム操縦してみてぇとか思ってた。
だが、まさか昨日の今日で有機生命体から卒業するとは思っていなかった。
「よくねぇな…」
「何がだ。なまえ」
「…」
(しかも戦争中とか。俺なんかした!?)
「お前の好きにするがいい」
「!」
「行け」
「ありがとうございます」
おっと、ボケッとしていた。
今声をかけてくれたのは、デストロン軍のボスであるメガトロン。
渋い声のおじ様って感じのトランスフォーマーで、戦場で何とか生き残っていた俺を拾ってくれた、悪の組織なのに良いヤツだ。
流石慈愛大帝。
「…散れ。さっさと逃げ失せろ(今日も恩返しのために頑張るか!)」
ごめんな。サイバトロンの皆さん。