いものうすぎりとあめじけん(4)
数時間後。
菓子を食べ終え部屋に戻った里美は異変に気づいた。

「…」

里美は、風の婆裟羅が出せるようになってから、空気の動きや流れから人の気配・動きが分かるようになっていた。だからすぐ分かった。

(天井裏に忍がいる。多分見張りだな。…私がいらないこと言ったから)

しかし、忍のいる場所の天井を見ずに過ごし続けた。
どうせ、一生此処にいる訳では無いのだから。我慢できる。
- 30 -
*前次#
トップページへ