Yellow2/2
メンバーや数人のマネージャーはみんなでご飯を食べに行った。私は疲れていたし、お風呂にゆっくり入りたくてホテルに残った。
大浴場から部屋に向かって廊下を歩いていると、後ろからパタパタと早足で歩く足音が聞こえて振り返った。
『わー、なんかめっちゃエロいやん!』
後ろにいたのが亮だったからドキッとした。しかもこんなところでその発言、どうなの!
「おっきな声出さないでよ!」
『みんな外行ってるから居れへんて』
「隣の部屋横山くんなの!居るから!」
『神経質やなぁ、自分』
「当たり前でしょ!」
何故か着いて来ようとするから、しっしっ、と追い払った。
『えぇー、なんでなーん』
「ダメだよ、見られたら困る!」
『だから今見た限り誰も居れへんて』
こんな風にしているけど、ちょっと嬉しかったりする。二人で廊下を見渡してから部屋へと入った。
部屋に入ったらいきなり、閉じたドアに押し付けられて唇を塞がれた。息継ぎをする暇も無いほど、何度も角度を変えて舌を絡められる。
やっと離れた唇の端を釣り上げて亮が笑った。
『...浴衣やったら良かったのに、』
「...残念ですね、」
『けど脱がせたら同じやしな』
「...しないよ」
驚いた顔をした亮が私の肩を掴んで揺すった。
『なんで?いやいや、ヤるやろ普通!このシチュエーションはヤるやろ!』
「...なに、このシチュエーションて、」
『...めっちゃ興奮せぇへん?こういうの』
「...どういうの、」
『...隣、横山くん居んねやろ?』
急に顔つきが変わった。黒い笑顔を浮かべているから軽く睨んだ。多分もうする感じだ。けど、小さな抵抗。
いきなり抱き上げられてすぐそこのベッドに投げられた。
私の上に跨って服を引き剥がすように脱がせた亮が、私の顔の横に肘をついて私の髪を指に巻き付けながら笑った。
『#name1#、声デカいから、隣聞こえるんちゃう?』
反論の声は、噛み付くように塞がれた唇に飲まれた。
『...唇、真っ赤やで。エロイな、』
亮が笑いながら、亮のそこを含んだ私の唇を撫でた。時折漏れる吐息に混じった小さな声が、私の身体を甘く刺激する。
もっと聞きたくて、擦り上げながら深く咥えて舌を絡める。そのまま亮を見上げれば、口内で震えて質量を増した。
頬を撫でながら口内から引き抜かれると、逆にベッドに押し付けられて、すぐに下に指が触れた。わざと水音を立てるように弄びながら
『全然触ってへんのになんで?』
と意地悪く笑うから顔を逸らす。
先端をゆっくり埋め込んで、そこから一気に奥に押し付けられた。急な刺激に声を上げると、手で口を塞がれた。塞がれているから篭った声だけが漏れる。
『聞こえるで』と笑うくせに、知り尽くした私の感じるところばかりを執拗に攻めるから、声が抑えられない。
口にあった手が離れ、すぐに舌が侵入して絡み付く。荒くなってきた亮の呼吸に余裕の無さを感じる。唇が離れると、顔を歪め小さく声を漏らした亮が、テレビのリモコンを手に取りテレビを点けると音量を上げた。
『っ塞いでる余裕、...あれへん、っ』
私の腰を掴んだ亮の手が痛いくらいに強くて、打ち付けるスピードもさっきとは比べ物にならないくらい早い。
息苦しい程に深くキスを交わしながら、身体の奥からきた大きな波にふたりで飲まれた。
End.
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