euphoria


SADISTIC LOVE@


『手ぇ止めんともっと舌も使えや』

腰を押し付けられて章大のそれが喉の奥に当たり、思わず声を漏らした。口の端から流れ落ちる唾液が自分の手にまで伝うけれど、それでも必死で章大を奥まで飲み込む。

見上げれば章大は冷ややかな視線で私を見下ろし、髪を掴んで顔を上げさせる。苦しさに歪む私の顔を見て、章大が口の端を上げて見下すように笑った。

『...なんやお前、へったくそやなぁ』

目を逸らして再び舌を絡め飲み込むと、また髪を掴んでグイ、と引かれた。首を傾けて覗き込むように私と目を合わせると、ふっと笑う。

『男のええとこも知らんの?』

...知らない。知ってるわけない。経験だってそんなにないのに。それに、この行為に関しては初めてで。
ましてや、こんなこと、こんなに乱暴に愛撫させられたのだって、初めてなんだから。

「...初めてするから、」

口を離し、ちらりと章大を見上げて言えば、じっと私を見つめている。その視線に耐え切れず、目を逸らしてまた章大を咥え込めば、頬を撫でるように手が触れたからびくりと体が揺れた。

『...初めてなんや?』

口元に浮かんだ笑みはいつもの章大のようで、少しだけほっとしながら頷いた。唇から顎を擽るように滑る指に気を取られて動きを止めると、章大が私の顎を掴む。

『...へぇー。......そんなん知らんし』
「............、」
『ええからもっと奥まで咥えろて。全然イけへんやん』

顎を掴んだまま腰を軽く揺らされ、思わず阻止しようと章大の太腿を押し返した。その閉まり切らない口を押さえ付け、無理矢理押し付けられて喉の奥に当たり苦痛に顔が歪む。

『...はぁ、もうええわ。はよ立って』

押さえ付けられた手が離れ溜息をついた章大が口の中から引き抜くと、涙が浮かんだ目でぼんやりと章大を見つめた。
荒い呼吸で震える唇と手。唾液と体液で濡れた口元を手の甲で拭うと、足にまで震えがきて鼓動が早くなる。

『はよ立てや。こっちケツ突き出せ言うとんねん』

腕を乱暴に掴んで引き上げられ壁に押し付けられる。体を後ろから密着させて、噛み付くように耳朶に歯を立てられてびくりと体が揺れた。同時に私の中に強引に入って来た章大が、意地悪く囁く。

『ええ思いさしたるんやから、言うこと聞いてな?』


End.

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