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「ただいまぁ」
とある平日の夕方。
ウィンディラン本部に帰ってきたジムは「疲れた」と首を回しながら扉を閉めた。
「おかえり!ジャミロ!」
「ジムだ」
出迎えてくれたのは、ジュースを片手にちょこちょこと走ってきたビッキー。
こちらは遠出して疲れているにもかかわらず、そのジュースを目の前で全て飲んでしまいやがった。
相変わらず気が利かない。
「朝からバタバタしてたよね。どこ行ってたの?」
「ちょっとな…テレビ局に」
「テレビ局?何しに?」
首を傾げた彼女にジムは嬉しそうにニヤけた。
また何か面白いネタを持って帰ってきたらしい。
「それは今から話す。ま、一番喜びそうなのはお前だけどな。全員をメインルームに集めてもらってもいいか?」
「いいよ。ちょっと待っててね!」
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