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……………
食事タイムが終了すると、次は入浴タイムだ。
ジムがあがった事を確認し、リッキーはお気に入りのパジャマを持って脱衣所に入った。
「はぁ…」
ようやくひとりになれる時間。
全く、今日一日どうかしている。
盛大にため息をついて、彼は上着を脱いだ。
「なんで俺がこんな目に…」
全て脱ぎ終わり、愛用のシャンプーとトリートメントを持って風呂の扉を開ける。
最初にシャワーを浴びても、出るのは相変わらずため息の連発だ。
考えても仕方ない。今はお風呂に浸かってこの貴重な時間をゆっくり過ごすしかない。
シャワーをひねって閉め、お湯のはってある浴槽に入ろうとするが…
ん?
お湯の中に何かいる。
「んっ?…んんっ!?」
まさかと思い、よく見てみると…
「お背中流すわよぉぉぉ!!アナタァァアアア!」
「!!!!!!!!!!!!」
豪快な水飛沫と共に、お湯の中から凶暴な半魚人が現れた。
「ぎゃあああああああ!!!!」
メインルームで暇潰しのトランプをしているサラとナイジェルにも、その凄まじい悲鳴は聞こえてきた。
「おい。大丈夫なのか?アイツ」
「大丈夫じゃないんじゃないの?」
・
・
・
・
ペタン。
「ん?」
髪を乾かし終えて廊下を歩いていたジムは、自分の足が何かを踏んだ事に気づいた。
…?
「たっ…助けてください…」
下を見ると、びしょ濡れでタオル1枚腰に巻いた男が自分の足に掴まっていて…
「…………っ!!!!」
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