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……………


パタリと本を閉じた。


「…何これ?」

「何って…僕の書いた小説だよ。文庫化したら爆発的にヒットしちゃってねぇ。

読者から『いつまでも崇拝します』とか『ビッキーさんとお幸せに』とか、たくさんファンレターを貰って困ってるのさぁ(笑)」


「「…………。」」


無言の5人の背後からメラメラと炎が燃え上がる。





「笑えるかぁぁっ!!煤v


ジムが本を真っ二つに引き裂き、強く地面に叩きつけた。



ジム「途中からこの小説なんか変だと思ったんだよ!やたらボビーばっかよいしょされてさ!」

リッキー「そうですよそうですよ!どうして俺の配役が『国務省担当兼政治資金管理大臣』じゃないんですか!?」

サラ「そんな所はどーでもいいでしょ」

ビッキー「一番ふざけんななのは私よ!アンタの子ども90人なんて産めるわけないでしょ!子宮破裂するわ!怒」

ボビー「ったく、何を皆そんなに怒ってるんだい?」

ジム「俺達の貴重な活動時間、管理人の文字を打つ労力、読者の視力を無駄に使わせやがって!怒らない人間がいるわけな…」

ボビー「いるじゃないか、そこに」

「「…え?」」




ナイジェル「…うぐっ……ヤベェ…!良かったなぁ……!…俺達が今生きているという事は…奇跡だったんだよ…!

スゲェ…!生きてるって…スゲェよ……グズッ…あ、無理、ティッシュッ…!」






この物語はフィクションです。






タイトル:ボビー星漂流記

著:ボビー“ビッグ・ドッグ”マローン
  水の王

ページ数:17ページ

出版社:エクストラヴァージンZ

発売日:2012年2月29日

おすすめ度
★★★☆☆



fin


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