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……………

「じゃあねぇん、チョリ!昨夜は超絶楽しかった系みたいな感じぃ↑今度はウチの国に遊び来てねぇ!」

サラ・リッキー「死ね。ブサイク」


結局朝からのリッキーの叫び声に、ナイジェル以外の全員が起きてきて事務所は大騒動に。

サラも無事に救出され、事終わった。

ふたりとも顔が昨日よりも大分やつれている。


「じゃ、その他兄弟によろしくね!僕も近いうち帰るから」

「その他兄弟?アンタ兄弟何人いんの?」

そしてようやく別れの時。

そのボビーの言葉にビッキーが突っ込んだ。


「バイビー!ボビエマジまた遊びに来るから!スーパー超楽しみにしてて系ー!」


ゴォォォォォォォ!!!


轟音と共に辺りに煙が立ち込める。

地球観光を終えた親戚も全員同乗しているジェット機。

それに乗ったボビエは最後に極厚の唇で投げキッスを飛ばし、ボビー軍団と共に青空の彼方へと消えてしまった。












ボビエとその一族を乗せたジェット機を見送った後、メンバーの6人はメインルームへ戻ってきた。

部屋の中は普段の人数に戻っただけなのに、やたら静かに感じる。


「はぁ。ようやく静かになったな。ボビー、やっぱり可愛い妹がいなくなったら寂しいか?」

「そんな事ないよ。僕的には三女のボビコが好きだから」


「そうかよ」と呟いてソファーに座り、リモコンを握ったジム。

そこでビッキーが彼の後ろに寄りかかった。

「いや!アイツは敵ながら良いライバルだったわ!でもリッキーは私が頂くんだから!チャーリーも応援してくれる?」

「………。」

「もぉ!何焼きもち焼いちゃってんのよ!バー…」

「………っ」


ジムは一点を見つめて動かない。

「ちょっと!聞いてんの!?」

彼はゆっくりとテレビの画面を指さした。


「「え?」」





『カメラは見た!謎の白髪宇宙人、大量発生の瞬間!』特集!

アナウンサー「昨日、この現場に大量の白髪の宇宙人が発生していると近隣住民から通報が…」




fin


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