……………


「…………。」


音の無くなってしまった自分の部屋。


ローラ達が帰った後、彼はようやく腰を上げた。


無駄にさっぱりしてしまった室内に視線だけを動かす。


特に独り言はない。




薄い赤紫色のジーンズ。

無意識にそのポケットに手を入れ、そして何も出さないまま抜いた。



いつもの静かな部屋。


テレビもない。

ラジオもない。


静かな部屋。



バレルは何も言わず、そのままベッドに横になり



そして眠りについた。




fin


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