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店内は一時大混乱になったが、俺と鈴ちゃんは無事にいつものルートで一緒に帰る事に。
あんなに良い雰囲気だったのに。
まぁ、店内であんな事やこんな事に手を出してしまってもおかしくない勢いだったからよかったのか…
いつもの駅までたどり着き、後ろを振り返る。
多分…雪之原さんの気配はない。
「鈴ちゃん、次からはちゃんと家まで送りますから!」
「えっ。いいよ、日晴君にあんな田舎まで来てもらうのは申し訳ないし」
「大事な恋人が他の男どもに襲われないか考えると気が狂いそうだからいいんす!」
「そ、そっか…///それより本当にいいんですか?この向日葵頂いても」
「あ、当たり前っす!俺が君の為に買った最初の花束なんすから!」
花束と言う割には装飾も何も無い。
これもまた彼らしくて嬉しいと内心思われているなんて、日晴は気づきもしない。
「ありがとう。大事にしますね」
「へへっ…///改めてお礼を言われると…照れると言うか…」
「ちなみに日晴君。3本の向日葵の花言葉、知ってたりします?」
「ん?なんでしょうね。…俺はまだまだ勉強不足だからわかんないっす」
「ふふっ。あ、電車来た!」
閑散とした駅に一本の小さな電車が到着し、鈴は小走りで乗り込む。
「じゃ、また明日ね。日晴君」
「はい!また明日!」
嬉しそうに笑った日晴君の笑顔は、まさに太陽そのもの。
3本の向日葵の花言葉が「愛の告白」なんて知ったら、君はどんな顔をするかな。
ふふ。それはまだ秘密にしておこう。
電車の扉が閉まり、
大きな音と共にゆっくりと走り始めた。
fin
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