あとがき

気が付けばだらだらと長い時間連載していたなあと感慨深いです。
最初は長編で、もっと原作にそった部分でエドやアル、ウィンリィの心情などを書こうとも思っていたのですが半ばあたりで「私原作沿い書くの下手だぞ…??」と気が付きmiddleに降ろしてみたところ、気持ち的に少し楽になり筆が進みました。
声に関しては、初めから終着点は決めていました。こういう罪悪感と戦って潰れそうになる子がいてもいいんじゃないかなと、そしてきっとその子はすごく弱くて、それなのに強がって真っすぐに嘘をつくんだろうなと。最後の最後にどんでん返しのつもりで書いていましたが、もしかしたら勘のいい人は最初に読んだ時点で「あ」と気が付いていたのかもしれないなと思ってます、というか多分割と伏線張ってたかもしれない最初から読んでる皆様にバレバレだったらちょっと恥ずかしい。
題材としては有りがちで人魚姫のモチーフがありましたが、思った以上にエドと拗れていって書いていて「あれ?あれ????大丈夫???」と心配してました、微塵も甘くないなにこれ…むしろウィンリィ夢か…と恐怖してました。最後まで仲たがいしたままじゃないなと言う勢いでお互いに背中を向け合っていたので無理やりだったかもしれませんがこうして落ち着けられてよかったなと思っています。
原作が兄弟愛だったり家族愛だったりを重視している作品で、辛い現実に向き合ったり立ち向かったり受け止めたり、そういう点を大切にしている話なのでそれもきちんと表現できて居たらなと思っています。
サイトの方針と言うか、私が書く上で「好き」と言わせないで好きを伝えたいというのがあって、今回の声では「名前をよんでほしい」という想いと「嘘を突き通す」というお互いに全く違うベクトルで相手に好きを抱いていて、それが少しでも読み取ってもらえたら私は幸せです。

手紙をエドワードが読んだかどうかは、読み手の皆さんにお任せします。読んでいたのならばきっと、今度はエドが嘘を突き通す番になるかと思いますし、読んでいない場合は女の子が嘘をつき続けるんだと思います。

本当に長い間、声を高らかに、にお付き合いいただきありがとうございました。
この作品を一度でも読んでくださった方々にお礼申し上げます

2017.1.29

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投稿日:2017/0905
  更新日:2017/0905