「侍女のままにしておくには惜しいな。剣術魔法も使えジャーファルにも引けを取らないほど頭の回転も早い」
「…文官や武官にでもするおつもりですか」
「そのほうがナマエのためにもなるんじゃないか?」
「…そもそも彼女は文字が読めるんですか? それに私はまだ、」
「くどいぞジャーファル。お前も納得しただろう」
「理解はしました。納得はしていません」
「屁理屈じゃないかそれ?」
「あの、王様。私が彼女と話をしてみても?」
「よし、それじゃあヤムライハにこの件は任せよう」
「はい、ありがとうございます」
「…ジャーファル、顔が怖いぞ」
「元からです」
「まあ確かに昔はそんな顔だったが…(ぷくく)」
「おいコラ」


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