とても短い話
1000文字に満たない話、ネタなどを置いています。
名前変換はありません。

他の人を褒めたら?
嫌いな人だったりそうじゃなかったり。他人を褒めた時、彼らはどんな反応をするんでしょうか。
※「→◯◯」に褒める相手が入ります。
・李典
・荀攸
・趙雲
・法正
・凌統
・朱然
・鍾会
・司馬師
・司馬昭
・呂布
李典→張遼
「そりゃまあ、張遼殿は強えけどよ……。あー、駄目だ!ぜってえ駄目だ!こんなんじゃあいつに振り向かれねえな俺……」
ショック受けるし落ち込むし怒る。でも最終的に一人で立ち直ってる。大切な彼女の視線を奪われることの嫉妬、自分が彼女の目を惹く対象に入ってないことの無力感や自責、張遼殿への一方的な敵愾心。いろいろ燃やすけど最終的に「あんたに認めてもらえるよう頑張るからな俺!」となる。因みに合肥前です。
荀攸→賈詡
「賈詡殿の疑い深さや人を見る目は信頼しています。あの態度は褒められませんが、それでもあなたが一目置く気持ちはわかります」
同調します。同胞を褒められて悪い気はしない彼ですが、執拗いほどに他の人ばかり話していると気づけば沈黙しています。困惑する彼女に「あなたの目に自分がどう映っているのか、お聞きしてもいいでしょうか」と訊ねます。不安を取り除いてあげましょう。
趙雲→周倉
「脚の速さに憧れる、ですか……。確かに周倉殿は韋駄天と評されるほど健脚の持ち主。関羽殿も唸らせる程だと聞き及んでいます。いち武人として彼の速さは見習いたいものですね」
丁寧かつ笑顔で肯定します。表面は。彼女が誰を見ようと褒めようと尊敬しようと否定はしません。悲しませることも傷つけることも言いませんし、しません。その対象より強くなって彼女の目を自分に向けさせればいいと思っていますから。ただし全く意に介さないというわけでもなく、次の日辺りに顔色の悪い周倉殿から「頼むから俺のことは引き合いに出さないでくれ」と頼まれることでしょう。彼でなく他の人も同様です。「彼とは一戦交えただけですよ。強さの秘訣を知るために」他の人を見るのも程々に。堪忍袋の緒が切れた龍はそれはそれは恐ろしいと聞きますから。「いっそ脚を斬ってしまえば私だけを見ていてくれるのでしょうか」
法正→諸葛亮
「……俺の前でその名前を出すということは、俺に何されてもいいということなんですよね。おっと、今更前言撤回などさせませんよ。逃がす気はありませんので」
諦めて腹を括りましょう。彼の前で禁句を口にした自分が悪いと反省しましょう。彼女が他の奴を褒める→自分以外を頼る→離れていく、と思った彼はその名前に輪をかけて反応します。「俺から離れようとは思わないことです。――ご自分のためにもね」なにされるのかはその時になればわかります。
凌統→甘寧
「はあ!?あの馬鹿がかっこいい!?あんた本気で言ってるのかいそんなこと。ったく、冗談じゃないっつーの……」
怒ります。怒髪天です。ずっと自分だけ見ててほしいのによりによってな人物を褒めたものだから、彼の内心は穏やかではありません。自分を見ない彼女にもキレますし、彼女の目を一瞬でも奪った甘寧にはもっとキレます。仲の悪さに拍車がかかり呂蒙が頭を抱えます。「あんたは俺だけを見てなよ」命令口調なのに何処か懇願するようで……?
朱然→陸遜
「ああ、お前の言うことわかる。陸遜は凄い。……でも俺のことも忘れないでくれ」
彼にしては珍しく静かな声で縋るようにお願いしてきます。彼にとって、彼女の中にある自分の存在が消えてしまうことが恐ろしいんでしょう。適切な対応をすれば今以上に奮闘する彼の姿が見られます。「お前の目に焼き付かせてやる!」
鍾会→ケ艾
「お前の見る目のなさにはつくづく呆れる。この私の傍に居ることを許してやっているのに、まさか旧式などに肩入れするなんて。は?お前の評価など気にしていないとも。英才教育を受けた私の才能に気付かぬ節穴の評価なんて、聞くに値しないからね」
内心ばちばちに導線ショートさせながらも表面は冷淡を取り繕います。表面だけ。薄皮一枚の上っ面だけ。いかに自分が優れ、相手が劣っているのかを懇々と説明する彼ですが、節々に私怨が入っているため言葉がきつくなり、彼女が堪らず相手を庇うと「私よりその男の肩を持つのか!」と火に油を注ぐことになります。何よりも誰よりもケ艾殿が地雷なので彼の前でその名前は封印しましょう。
司馬師→司馬懿
「父上の慧眼、才知は今の私では及ぶべくもないもの。お前が惹かれるのも頷ける。だが、いずれは私が父上の代わりに立つ。その様をしかと目に焼き付けよ」
父を尊敬してるので嬉しさ半分誇らしさ半分。だけど自分も見てほしいと心の隅でちょっぴり思う彼は、最後の最後に少しだけ吐露します。「月の隣に居る星が霞むのは当然のことというのに、お前の前では気負ってしまう」そんな本音は、あまりにも父上しか見ないあなたに痺れを切らした時に言うでしょう。甘え下手ですから。
司馬昭→司馬師、司馬懿
「あの二人は凄い人だからなあ……。よく賈充と元姫に見習えだとか言われるけどありゃ真似できねえよ。な?そう思うだろ?」
同調を求める中にはサボる口実が隠れていることに見逃されませんよう。偉大な父と兄を誇りに思ってるので嬉しげに首を振ります。でも行き過ぎると「俺もやる時はやるんだけどな、一応」とある日の戦で大手柄を得るよう奮闘する彼の姿が。父と兄から感謝されること間違いなし。
呂布→誰でも
「ふん!それがどうした。その男も俺の前では虫螻同然。歯牙にかけるほどの者でもないと知れよう」
彼の前で誰かを褒めようものならすぐにキレます。マッチばりに点火が早い。自分の武が最強である自負もありますが、彼女には自分だけ見ててほしい気持ちもあります。彼女の中での最強は自分であってほしいのです。仲間でも敵でも例外はありません。「俺の傍で俺の強さをしかと見ていろ」
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