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【拾弐】



 目醒める。
本当の意味での誕生。
猫神として覚醒し、神の称号を得るお話。
 永き眠りから醒める。
真の意味で猫丸(土地神としての名称)の名を継ぐ者。
受け継がれし時、神は目醒める。
 注連縄で仕切られた結界陣の中、祭壇に祀られ、許しを乞う。
目醒めの時は、守り土地の妖達は皆集い、歓迎の儀式、歓喜の舞を踊る。
本丸の皆も協力して一緒に舞ったり、雅楽を奏でて御祝いする。
 後に諸々落ち着いた頃、番の相手として光忠と契りを交わし、結ばれる。
契りを交わした光忠はただの一介の付喪神であった枠から外れ、神格が上がり、また力の上限値を突破し強くなる。
 神様となった審神者に釣られて光忠も神格化、近しかった伊達組も釣られて通常個体よりも神気の質が上がる。
たぶん、本丸全体的に神気が上がって、余所者は容易には手を出せなくなると思う。
でも、政府的には其れは敵に襲撃されにくくなるって事で黙認してる。
 此れにて大団円で物語の幕を閉じる。


初出日:2021.04.24
加筆修正日:2022.01.11