▼▲
幕間:切り傷と焼き餅



※時系列は、既出の孫六兼元掌編『審神者誘拐監禁事件』〜『炙り出し』に至るまでの間辺りを想定して書きました。
※一部既出の作品とリンクした文章や表現が出て来るので、『審神者誘拐監禁事件』を読了後での閲覧を推奨。
※一応、単体でも読めなくはないです。
※以上を踏まえた上で、どうぞ。


 其れは、何気無い日常での出来事だった。
 ゴム手袋を身に付けての洗い物をしていると、スポンジがへこたれてきたのか、洗いにくさを覚えながらもまだイケるだろうと思って包丁を洗っている時だ。洗剤の泡で滑りやすくなっていたのも相俟ってか、うっかり手を滑らせてしまった。
「危ねッ……!!」
 咄嗟に、取り落とさないようグッと力を込め直したのは良かった。お陰様で包丁を落っことしてしまう事態は避けられた。けれど、別の問題が起きた。丁度刃の部分を持つようにスポンジで洗っている最中だったので、左手は柄の部分を持っていたが、取り落としかけた利き手はスポンジ越しに刃の部分を固定するように持っていた所為で角で切れてしまったらしい。ゴム手袋の親指近くに小さな切れ込みが入ってしまっていた。やらかした事を察した審神者は、渋い顔を作って喉から絞り出すような呻き声を発した。
 やってしまった事は仕方ない。包丁を取り扱い中に取り落としかけるという衝撃に一瞬恐れ慄いたが、一先ず、ゴム手袋が損傷しただけに終わった事にホッとして、審神者は今度こそ取り落とさないように細心の注意を払って洗い物を再開した。
 全ての洗い物を片した後、“さて、洗い物終了〜!”と普段通りに両手に嵌めたゴム手袋を外す予定であった。最初に左手の方を軽く緩めて、次に利き手の方を緩めるつもりでビッと右手側を引っ張って緩める。そしたら、ゴム手袋から出した手首近くの肌に薄赤色をした液体で濡れている事に気付いた。まさかと思い、慌てて右手のゴム手袋を外し切って確認して見れば、親指の付け根から手首より近くに小さく浅く赤い筋が走っていて、其処から出血した血液が穴の空いた隙間から水が入り込んで伝っていたらしい。慌ててゴム手袋の内側を確認すれば、穴の空いた付近を中心に傷口が触れた辺りに赤い血液が付着していた。
 原因は分かっている。先程包丁を落っことしかけた拍子に、角で切っていたのだ。ゴム手袋をしていたし、クッションにスポンジも挟んでいたから何ともないと思っていたのに、実はやっちまっていたようだ。全てを理解した審神者は、盛大な溜め息を吐き出して項垂れた。そうと分かれば、手早い処置を。誰にも気付かれぬ内に内密に処理しなければ。残りの左手分も急いで外してしまい、穴が空いた方の右手分と併せて回収し、処分に回す。替えの物は、後で引き出しに仕舞っている予備の新品を出しておけば良いだろう。今は何よりも傷の応急手当の方が優先事項だった。
 厨の中を端から端までせかせかと動き、戸棚の上に乗せていた救急箱を取るべく足台を引っ張り出し、其れを利用した上で難無くGET。後は絆創膏でも何でも傷口を塞げる何かを貼り付ければミッションクリアであった。刃物で切ってしまった上に、つい今しがたまで水仕事をしていたのもあってか、思ったよりも血の止まりが悪いようだった。要らぬ場所に血が付着しないよう何重かにしたティッシュを推し当て、必死で絆創膏の類を漁っている時だった。不意に背後から声がかけられたのだ。
「おーい、主人。そんな処で何してるんだい?」
「ぎゃぴぃッッッ!?」
「うおっ!? 此れまた妙ちきりんな悲鳴を上げたもんだな……っ。アンタ、リアクションに対してのバリエーション豊かだなぁ。急に声をかけて驚かせちまったのは悪かったよ。俺達はどうも気配を消すのが癖になっているようでね……。何か探し物かい?」
「あ゙……孫六さん……こにゃにゃちわ〜……っ」
 おっかな吃驚。動揺し過ぎて某魔法少女漫画に出て来た関西弁を話すマスコットキャラクターのお馴染みの挨拶文句を口にしてしまった。いや、それにしても動揺し過ぎだろう。何で今●ロちゃん出て来たの……。
 もうこの際バレる覚悟で誤魔化すしかないと思い切った審神者は、あからさまに引き攣った笑みで以て振り返った。探し物は探し物なんだが、今この時程会いたくはない相手のご登場とあって、審神者は早くも内心泣きたい気分だった。取り敢えず、出来る限りで誤魔化してみよう。目敏い彼の事だ、どうせすぐにバレてしまうのは目に見えているが、今この状況で張れる虚勢は張っていたい。
 独特な挨拶の仕方をした事には然程気は留めなかったようで、暖簾を潜ってきた彼が一歩此方へと距離を詰める。
「何を探しているんだい?」
「えっと……大した物ではないのだけれど、ちょっと、傷口を消毒する物とか、傷口を覆えるような物等を少々……っ」
「は? アンタ、怪我したのか?」
「ちゃんと数が足りてるか点検する為に見てただけなので、ご心配無く……っ!! 各救急箱の中身が揃っているか、時々チェックしてるんでね! 足りない物があるなら補充しようかなって、消耗品リストに上げとこうと思った次第なだけです……っ!!」
「何だ……。救急箱なんか見てるから、てっきりアンタが怪我でもしたのかと思ったぞ……っ」
「誤解させるような言い方して御免ね! 俺はこの通り大丈夫だし、救急箱の点検くらい俺一人で十分だから、孫六さんの手を借りるまでもないよ。心配してくれて有難うね」
「それじゃ、また何かあったら声かけてくれ」
「うんっ、それじゃあね!」
 どうやらバレずに済んだみたいだ。彼が厨から出て行ったのを確認して、再び盛大な溜め息を吐き出した。
 取り敢えず、難は去ったらしい。引き続き、急いで目的の物を入手及び傷口の応急手当を……っ。
 そうこう救急箱の中身を漁る事に集中して背後の警戒が疎かになっていたからだろう。まさか去って行った筈の彼がまだ近くに居るとは思いもせず。怪我した右手を無意識に庇う形で、利き手とは逆の左手で探し当てた大きめの絆創膏が入った箱を喜色の滲んだ声を上げて掲げた瞬間だった。
「あっ、あったぁー! 良かった、此れで応急処置が出来る……っ!!」
「――ハイ、其処でストップだぞ主人……?」
「んぇ……? なん、で……孫六さんが此処に……? えっ、さっき出て行った筈では…………」
「残念だったな。俺の鼻はそう簡単には欺けんぞ。さあ、観念しな」
「ぎにゃあーッ!! 御慈悲をーッッッ!!」
 背後よりにゅっと伸びてきた逞しい腕に絆創膏の入った箱を持つ手を拘束されて、断末魔の叫びを上げて許しを請うた。そんな事くらいで折れる程生易しい御人ではない。嗅ぎ慣れた血の匂いを纏っていた事には気付いていたが敢えて知らないフリを決め込み、此方を油断させる為に一つ芝居を打ったというのだ。悔しい。何がって、完全に誤魔化し切れたと思っていたから。そもが、戦で闘う彼等刀剣の類が血の匂いに気付かない訳がなかったのだ。完全なる誤算である。
 血の匂いであっさり怪我をした事がバレてしまった審神者は、言葉通り観念しておずおずと負傷した側の利き手を差し出した。其れを蛍光灯の光に当たるよう掲げてまじまじと検閲された。他の物へ血が付くのを防ぐ意図で傷口を覆っていたティッシュの外殻は、勿論外され、直に傷口の具合を確認される。其れを居た堪れない気持ちで見守っていれば、傷口から視線を上げた彼が鋭い眼差しのまま此方を見た。
「で……? 主人がこうなるに至った原因は何だ?」
「えっと……今しがたまで洗い物してたんだけど……その途中で、うっかり手を滑らせてしまいまして……。その、包丁をね。危うく取り落としかけはしたんだけれども、スポンジ越しにキャッチ出来たんで……。その時、包丁の角が当たってたっぽいんだけども、ゴム手袋もしてたし、大丈夫かなぁ〜と思ってたんですがね……。いざ作業が終わってゴム手袋切れた場所見てみたら……そのぉ、その時は全く気付かなかったんですが、実は手までイッちゃってたみたいでしてね……! いやぁ〜、俺も“やっべ☆やらかしちまったなぁ〜!”と思ったんで、急ぎ……救急箱を、と…………。あの、変な嘘付いたりしてすんませんっした……ッ。でも、時々点検チェックしてるのは本当です……。其処だけは信じて…………!」
「……何ですぐ本当の事実を言わなかった?」
「え゙ぇ゙っとですねぇ……っ、其れにつきましては……刃物で手ェ切ったなんて事、孫六さんなんかに伝えたら絶対ェやべぇーじゃ済まねぇじゃねぇーですかいと思って、バレずに済むならそのまま遣り過ごしてしまうつもりでした!! すいやっせん……ッ!!」
 折り目正しく直角の角度を意識しながら謝罪をすると、深く長い溜め息を吐いた彼が呆れの視線を向けて口を開く。
「そりゃあ、主人の肉を割いたってんなら何処の鈍らもんだと怒りはするだろうよ。けどな、まずアンタの身を心配するに決まっているだろう? ったく、危なっかしい奴だな、アンタは……っ。此れだから一時も目を離せんのだよ。ほら、消毒液と傷覆えるモン寄越せ。自分で手当てするのは遣りづらいだろう?」
「ぴえん……っ。じゃあ、お願いします……さっきは生言ってすんませんっした……」
「御託はもう良いから、手ェ貸しな。一旦患部を消毒してやるから……。少し沁みるだろうが、我慢しろよ」
「あ゙ぃ゙……ッ」
 そのまま大人しく彼による応急手当を受けていたらば、第三者の来訪者が厨へと顔を覗かせた。
「あっ、主さんこんな処に居たんだ! 加州さんが呼んでたから探してたんだけど……って、二人して固まってどうされたんですか?」
「主人が洗い物中にうっかり手を滑らせたらしくてな……包丁の角で切っちまったんだと」
「えっ!? 主さん、包丁で手切っちゃったんですか!??」
「一応、ゴム手袋してたんだけどね〜……っ」
 何かしらの用があって自分の存在を探していたらしい清光と一緒になって審神者の行方を探していたと言う堀川が、厨に居た一人と一振りの様子を覗き込んで驚く。見た目こそ痛々しいが、何方かと言うと目の前で手当てしてくれる彼の様子の方が気になって気が気じゃない審神者は、乾いた笑みで空いている左手を振って大丈夫という意思表示をした。そんな審神者の発言を継ぐように申告した孫六は、目線を傷口から離さず言った。
「ついでにスポンジでも受け止めたらしいが、そのスポンジがへこたれてた所為で取り落としかけたのが原因らしい。ゴム手袋とやらに穴が空いただけで済めば良かったんだろうが……この通り、案の定だ」
「あっ、すみません! スポンジまだ使えるだろうと思って取り替えてなかった僕達のミスですね……っ!! 御免なさい!!」
「いや、俺も普通に同じく使えるだろうと使ったクチだから、気にしないで……っ。君達が怪我しなくて良かったよ」
「代わりに、主人であるアンタが怪我しちゃ元も子もないけどな」
「仰る通りで……ッ」
 すっかり萎れてしまった審神者は意気消沈した様子でしょぼくれた。取り敢えず、堀川には気分が落ち着いたら清光の元へ行く事を告げ、自分の事には構わず持ち場へ戻ってくれと、早い話が厨から出て行く事を促した。気まずげながらも、審神者である彼女が言うならばとその場は従った堀川は、洗濯係として外へと駆けて行く。その背を見送っていれば、手当てが済んだらしい彼から一言声をかけられた。
「軽い応急処置だが、手当て終わったぞ主人」
「わっ、有難う孫六さん……! おぉ、自分が遣るよりも圧倒的綺麗さだな……っ。助かったよ」
「傷は小さいが、其れなりの深さまで切れてたみたいだったからな……。出血が見られたんで、絆創膏では間に合わんだろうと思って、ガーゼを当てて軽く包帯で固定しておいた。何方も汚れたら新しい清潔な物に交換する事。良いな?」
「あい、あじゃじゃっした……っ。ところで……今回の怪我はスポンジと俺の不注意とが原因で起こった事なので、包丁が直接的原因ではないという事で……包丁への処分は無しの方向でお願い出来ませんかね?」
「角とは言え、主人の手を切った鈍ら相手に情状酌量の余地を与えろと……? 相変わらずお優しい事で慈悲深いね」
「いや……マジな話、今回は主にスポンジの所為でと言っても過言ではないので、処分するならスポンジの方でお願いしたく……っ。ぶっちゃけ、スポンジの方なら処分しても予備の替えあるし、買い替えるにしても安く済むしね。けど、包丁ってなるとピンからキリまである上に其れなりに値が張るからさ……っ。出来る事なら出費は抑えたいところなのよ……。百余りもの刀剣抱えてんのよ……出費が嵩んでしゃーないと、経理を握る博多君に口酸っぱく言われてて……っ」
「……まぁ、確かに多少の出費となろうと懐が痛むのは事実だろうな。けど、主人の安全性を鑑みると、今使っている物よりもちゃんとした物を用意した方が皆の為にもなって良いだろう?」
「逆や孫六さん……。よく切れる包丁なんざ置いたら、其れこそガチでスッパリ行き兼ねんぞ……。仮に俺が扱う前提に置くなら、子供やお年寄りでも安全に使えるセーフティナイフにしてくれ。其れならまだ安全性も保証されて扱いやすい上に怪我する可能性も下がる。何なら、普通の包丁買うくらいの値段で買えそうなのネットで見たから。関の孫六ブランドの処が出してる品物で」
「いつの間にそんなモン見てたんだか……」
「興味本位で。本当に身近な日常器具まで作ってるんだね。包丁以外にも鋏とか色々……。流石に、爪切りで切れ過ぎんのは怖くて使えねぇなって思って開いてたページそっと閉じしたけど。俺が使うなら、百均レベルで丁度良いわ……」
 応急手当も終わった事だし、使った物はさっさと直してしまおうと席を立ち、出したけど結局使わなかった絆創膏の箱を仕舞っていると。その手を遮って、「俺がやろう。利き手を怪我したアンタは安静にしておけ」と元あった形に物を仕舞うだけの簡単な仕事すらも取られてしまった。過保護である。途端に手持ち無沙汰となり、何となく彼の動きを眺めていれば、足台を使わずとも棚の上へと片付けてしまった彼の上背にキュッと口を引き結んだ。どうせ自分は同年代と比べたらチビな方だと分かり切っている。羨ましくなんかない。
 そのまま彼と揃って厨を後にして、そう言えば清光に呼ばれていたのだったかと思い出し。ついでに、彼の居場所まで聞いておけば良かった事を後悔した。何で用件聞いたついでに何処で待っているかの情報まで聞かなかったのか。肝心なところで抜けている自分の注意力散漫さを嘆いて頭を抱えた。全く、こういうところが皆に心配をかけるところなのだが……。
 そうこうぼんやりと考え事に耽っていたらば、いつの間にか隣に並んでいたらしい彼の存在に気付かず。徐ろに利き手とは反対の左手を取られて、漸く気が付いた。
「あれ。孫六さん? 一体、どうし……」
 言い終わらぬ内に、彼は手に取った審神者の左手の内側へ口付けたかと思うと、舌を出してべろりと舐った。またもやおっかな吃驚。審神者はギョッとして手を引こうとするも、思ったよりも強い力で掴まれていて引き抜けなかった。
 どろりとした不穏な空気を醸し出した彼は、まるで何かを拭い去るかの如く仕草で丹念に掌の内側を舐った。その行為の指す意図に遅れて気付いた審神者は、据わった目付きで告げる。
「もしかして……手当てする前の利き手の出血押さえた時にでも付いてた血ィ舐めてた?」
「主人の血の味を覚えるのは、俺だけで十分だろう」
「ばっちぃからやめんしゃい」
「ばっちぃものか。俺には至極甘美で大層美味いと感じる特別な物だがね。其れ故に、他の奴等味を覚えさせる気は一切無かったんだ……。まぁ、其れも主人のうっかりで不覚を取る事となったが」
「…………ぇ゙。もしかしてヤキモチ妬いてんの? たかが包丁如き相手に??」
 彼の零す言葉の節々から隠し切れずに漏れ出ている不服としたその正体を突けば、何の事はない。ただの悋気を起こしただけの事だったらしい。実際は、“ただの悋気”だなんて、可愛らしいものではなかったけれども。
 明らかなる嫉妬心を宿した目を向けた彼が宣う。
「霊的力や付喪は宿っていなくとも、俺達は物同士且つ刃物同士だ。嫉妬抱いて当たり前だろう。そも、今回ばかりはアンタの血の味を覚えさせてしまったんだぞ……? 此れを妬かずして何とする」
「あいやぁ…………っ。まさか、本気で包丁相手に対抗心剥き出すとは思わなんだや……っ」
「主人の事を掻っ捌くお役目も、主人の血の味を知る刀も、俺だけで良い。他には許してくれるな。アンタは、俺だけを求めていてくれ」
「ふふっ……必死だねぇ」
「他に目移りされても困るんでね。まぁ、俺程の相手を落としたんだ……今更他の奴を迎え入れようだなんて事はしまいな?」
「安心おしよ。君以外に血の味を覚えさせる気もむざむざ殺される気もこれっぽっちも無いんでね。分かったなら、いい加減左手返して」
「…………もう少し」
「駄目。これ以上引き伸ばすと、清光が心配するから」
「チッ……だんだら模様の奴等相手であり初期刀殿相手とあらば、従わざるを得ないか……。仕方ない。今は此れくらいで引くとしよう」
 もっと愚図られるかと思いきや、意外も意外。すんなり言う事を聞いた彼に油断して呆けていると、そんな隙を突いたとばかりに不意打ちで耳元へと唇を寄せると次のように囁いた。
「――だが、今宵、アンタの閨を訪ねる際は覚えておけ」
 去り際に耳朶へと軽い口付けを落として行った彼は、其れはもう大層愉悦感を湛えた表情であった。やり逃げされた審神者は、顔を真っ赤にして憤慨し、そのままの足で初期刀の元へと向かうのだった。


▼以下、各場所へのキスに対する意味を解説。
手のひら:手のひらへのキスは、『懇願』の意味だそう。手のひらにキスをされたら、相手の男性はあなたに何か叶えて欲しい事や要望があるのかも。その他にも、『言い訳』を意味するという説も。(作中においては、前者の意味を現す為の表現として使用致しました。)
耳:耳へのキスは、『誘惑』の意味があり、性的なニュアンスを含みます。『誘惑のサイン』とも言えますので、好意を持っていない相手の耳にキスするのは避けてくださいね!(まぁ、作中において、その心配は皆無ですが(笑)。)


執筆日:2023.12.03
公開日:2023.12.04