黒き闇が迫って来る。

怖くて怖くて逃げ出した。

“何で、どうして?”

頭を埋め尽くすのはそんな栓無き言葉達だった。

黒き闇が追いかけてくる。


「なぁ、戦を放棄した奴はどいつだ?」


真っ黒な闇から恐ろしき殺意が向けられている。

放棄した先には、冥府の道が待っていた。

私は必死に逃げる。

死の道が後を追う。


執筆日:2019.09.02

【後書き】刀剣夢で初めて140字SSに挑戦してみた、その二弾的な作品になります。
企画内容は此れの一個前の作品と同じもので、企画参加及び作品提出も同日なのです。
一応軽く解説を付けておきますと…審神者業に就いたものの結局飽きちゃって忽然と失踪して現世へ黙って帰っていった元主を追って、夜な夜な深夜の町を徘徊する、という感じの内容のたぬさんお相手な夢になってます。この元主さんは、見付かったら即処刑的なアレです。
書いた後に、若干dbdみがある内容だな、と一人思ったりしなくもなかったり。
「その首置いてけ」みたいな絶対殺すマンのキラーたぬさんとか怖過ぎて笑えませんね。
真っ黒な見た目も含めて。そんな存在が実際に真夜中に刀ぶら下げて暗闇からぬ…っと出てきたら、悲鳴上げる云々の前に失神出来る自信ありますよ(リアルホラーは苦手なり)。
前作でも同じ事を記述しておりますが、素敵な企画をご用意してくださった朝谷様には大変感謝なのです。
この場をお借りして、改めて御礼申し上げたいと思います。
この度は、素晴らしき企画に私の書いた拙い作品を並べてくださり、誠に有難うございました。