もう
私は、とある刀から貰った貢ぎ物なる物に目を落として、深々とした溜め息を吐き出す。
「あのヒトは、
腕に抱えた立派な花束のあからさまな存在感の主張に、どうしたものかと半ば辟易した面持ちで再び溜め息を
自分にコレを受け取る資格も渡される義理も無いのだけれど、仮に其れを口にしたとて、コレをくれた者は柔和な笑みを浮かべて頑として譲らず、相も変わらず私へと押し付けるのだろう。
はて、何故このような貢ぎ物の如し施しを受けるようになったのか。此れと言って思い当たらぬように思う。けれども、
何故、其処までするのか。
「私が君に贈りたいと思ったからに過ぎないが……何かご不満に思う事でもあったかね?」
定期的に贈られる貢ぎ物は、全て私が気に入る事を前提として選ばれた物ばかりであった。故に、贈られる頻度に呆れはすれども、何故か邪険にはしづらい。だがしかし、仕事上の上司とその部下、或いは本丸の要を司る大将とその臣下という立場だ。物を贈られ貢がれる謂れは無い筈だ。ましてや、立場を考えたら、あまりに可笑し過ぎるだろう。何処に上司へ媚び
よって、我が本丸のとある刀のみの奇行として割り切る他無いのだ。
「今日も立派な花束だこと……」
なんとまぁ、よくも飽きずにこうも足繁く私の元へ訪れるものである。その内、目が覚めたようにさっぱり止めてくれないだろうか。否、希望的観測からの気持ちではなく、頼むから金輪際止めてくれと切に願う。
持て余したように抱えた花束を携えて、雅事に事欠かない自称文系刀の処を目指す。今日のところは、茶室か、其れとも自室の何方だろうか。考えながら、取り敢えずは自室の方角へ足を向かわせ歩く。
肌を凍らすかの如く冷たい空気漂う中、長い廊下を歩いて行けば、冬の寒さなど関係無いと言わんばかりに開け放たれた部屋の前に来る。
花の事を任すならば、この刀が適任だろう。そう思っての采配であった。
「かせぇ〜ん……コレの処理任せても良ーい? 毎度の事だけど、私には手が余るから……。其れに、歌仙なら、この花を無駄にしたりせず上手い事飾ったりとかして使ってくれるでしょう?」
「此れは此れは、またしても立派な花束じゃないか……。今回は百合の花か。うん……凛とした佇まいと漂う香りが
「そうよぉ〜……。何度言っても止めてくれなくって、いい加減困ってるのだけれど……かと言って、どうしたものかともし難いしなってぇ…………っ」
「ふむ、僕から言っても構わないが……直接的に関わりの無い以上、部外者が口を挟むのもねぇ。やはり此処は、君が折れるかしない限り終わりは見えないんじゃないかい?」
「えぇ……っ、どうして皆してそう前向きに捉えるの?」
「逆に、僕からして見れば、どうしてそうまでして拒むのか、僕には分からないなぁ……。君にとって、彼から求められる事はそんなにも悪い事なのかい?」
「悪い事、という程の事では無いのだけど…………何かこう、言葉では言い表し難い複雑な感情が絡み合っておりましてですねぇ……っ。其れで、何となく、私には手に余るなぁ〜、っと……」
私から受け取った大きな百合の花束を綺麗に生ける為に動き出した歌仙兼定という刀が、至極淡々とした口調で言葉を紡いだ。其れに対し、私は何とも歯切れの悪い返事を返す。
繰り返し行われる問答。其処に、正しい解答など無いように思えた。
「まぁ、端から静観するだけに努めている僕の立場から言わせてもらっても、山鳥毛も飽きずによく贈ってくるものだとは思うよ。此れで何度目だったっけ? 彼が君へと貢いだ回数は」
「最早、途中から数えるのを止めました……。其れ程にまで沢山の貢ぎ物を贈られたのだ、という事は今のだけで伝わるでしょ」
「彼も懲りないね。君が受け取らなかったら、代わりに別の者に運ばせるのだから。しかし、其れだけ熱烈に君の事を求めているという証拠でもあるよねぇ」
「私、別に嬉しくないんだけど。寧ろ、いい迷惑ってくらいには困惑してるのだけども」
「君、基本的には本丸の皆からの施しは喜んで受け取っているじゃないか。其れなのに、どうして彼の分だけはそうまでして拒むんだい?」
「どうしてって……そりゃ、あのヒトのだけ、あからさまな感情を含んだ贈り物をしてくるからでしょう……。嫌でも気付くわよ、あんな熱い視線付きで真っ向から渡されれば……っ」
ヒト、と己は言わしめてみせたが、実のところ、彼等は“人”ではない。所謂“人為らざる者達”であって、刀剣に宿りし付喪神なのであった。つまりは、ヒトと称すには相応しくない。しかし、今や見た目は人に等しき器を戴く身だ。仮初に過ぎずとも、人のような身をしているのだから、私は時折彼等の事をヒトと言って呼ばわる。実際は、戦の道具であり物である刀なのだけれども。
そんな物に宿りし付喪神が数多
彼が、何故か、此処最近ずっと私の事を気に入ったように贈り物を携えて訪ねてくる。其れも、定期的に頻繁に。
贈られた数や、もう両手では数え切れぬ程になって以降、数える事を放棄したくらいである。兎に角、色々な品を彼方此方から取り寄せ、時には自ら店元へ赴き、私の為と言って贈られてくる。流石に、贈られる頻度とあからさまに含まれた感情から“貢ぎ物”と称したくらいだ。現代の世で普通の者なら、今更ドン引いている事だろう。其れくらいに粘着質な執心を向けられている事ぐらいは、私自身も十二分に理解していた。
だが、だからと言って、完全に無下には出来ぬところがあった。何故ならば、私と彼は仕事上のパートナーのような関係性だ。此れまで円滑に滞り無く進んできたのだから、可能な限り今まで通りを貫き通して行きたい。勿論、此れは私の私情も挟んだ上での結論だが。
だって、可笑しいだろう。たかが仕事の上司と部下の間に、貢ぎ物なんてする関係が何処にあってか。けれども、悲しいかな、相手は人為らざる者故に人間の考える事なぞ知らぬ存ぜぬなのだ。仮に、知っていたところで知らんぷりを決め込むであろう。
其れ故、此処まで拗れて来てしまっているのである。
貢ぎ物に含まれた感情から察するに、彼は私に対して何かしらの感情を抱いている。その感情は、恐らく人間で言うところの恋愛的感情を指すのだろう。そんな思念を、贈られた品々から感じられた。否、感じ取らざるを得なかったのである。其れ等を彼より直接手渡された時の、彼から向けられる熱い視線と熱意に……。
仮に、断っても断っても必ずと言って良い程届けられる贈り物兼貢ぎ物に、最終的には辟易してしまっている。が、幾ら此方が諌め言を口にしようと、諦めずに健気にも通い込んでは貢ぎ物を贈り付けてくるのだ。寧ろ、言う程に頻度が増えてきたような気がしてならない。私は再三“止めて欲しい”、“こういう施しは困るんだ”と告げた。けれど、彼は毎度の事ながら嬉々として贈り付けてきているのだ。全く困ったものである。
「……まぁ、でも、本当の本気で困った風なら、受け取りすら拒否するんだろう? 君は」
図星を指されてぐうの音も出ずに顔を顰めるに留める。
そんな私を他所に、歌仙は慣れた手付きで茎を剪定して百合の花を生けていく。
「僕はね、君が何故其処まで拒み拘るのか、不思議に思うんだよ。何せ、相手はかの一文字を束ねる頭と称する山鳥毛だろう? 彼は雅事にも通じているし、此れまでの働きを見るに、君の相手に不足無しじゃないか。何がそんなにご不満なんだい?」
また一輪と大きな百合の花を生けていた手を止めて此方を見留める歌仙。その視線と醸し出される圧に負け、あっさりと白旗を挙げ白状した。
「……別に、不満っていう程の事は無いのだけれど……」
「じゃあ、拒否ではなく是との返事を返したら良いじゃないか。きっと大いに喜ぶに違いないよ。其れに、彼の君への求愛は皆に知れ渡っている事だ。今更正式にくっ付いたとて、何も悪い事だとは誰も思わないさ。君は人の子だからね。おまけに女人だ。僕達と違って、結婚に対する考えは異なるだろう。まぁ、悩める間は存分に悩むと良いさ。君にとっては、この先の人生を左右する事だろうからね。……けど、一つだけ言っておくと、君達はお似合いの仲だと僕は思うけれどね」
「似合う似合わないとかの話で終わらないし片付けられない事だから、こんなに頭悩ませてるんでしょお……っ。本当、勘弁してよ〜……」
「僕は、悪までも君の臣下であり支える立場であるから言うけれども、さっきはああ言ったけどもね、あまり問題を先延ばしにし過ぎるのも良くない事だよ。其れは君も分かっているだろうから、時を見て断るなら断るできちんとすっぱり断る意思を見せた方が君の為でもあり彼の為にもなる。彼の何が駄目で気に入らないのかをしっかりと伝えないと、現状をずるずる引っ張り続けるだけになるよ。其れは君も嫌だろう……?」
ご
「分かってるよぉ……分かってるけども、其れが容易に出来てりゃ此処まで苦労してないんだわ…………」
いっその事、白目すら剥きたいくらいであった。しかし、そんな事をしたとて、何も変わる事は無い。最悪、白けた目で見られるだけだ。
私は、もう何度目か分からない深々とした長い溜め息を吐き出して頭を抱えた。
たぶん、三日と経たない内に、再びまた彼からの施しを受ける事になるだろう。何故ならば、一文字一派一同による外出許可の申請を受けていたからだ。勿論、其れを断る術も見当たらなかった為、
堪らず、再三の溜め息が漏れ出る。其れに対し、歌仙から「そんなに溜め息を
その後、彼から頂いた立派な百合の花は美しく生けられ、私の仕事部屋の床の間へ飾られる事となった。
別段、花の類は嫌いではないし、花その物に罪は無いので、ただ捨てるだけには忍びないと思い受け取っているに過ぎない。其処へ、特別な感情は挟まない。
そもそもが前提として、私は誰かと連れ添ったり好き合ったりとかの、所謂恋愛事をする気は此れっぽっちとして無い。ので、この世に生まれてきて二十数年余り、一度として彼氏なるものを作った事も異性を好きになった事も無かった。早い話が、私は喪女だったのだ。
そんな私が、審神者という職業に就いて幾数年、思ってもいなかった相手から恋愛的感情を向けられた。よもやよもやである。
普通の人間なら、其処でちょっとくらいときめいたりするんだろうが……如何せん、相手が悪かった。私の場合、仕事上の仲間であり其れ以上でも其れ以下でも無い関係性と割り切っていただけに、何も響かなかった。たぶん、女で言うところの乙女の心の部分を忘れ去っていたのだろうな。いや、たぶんだけども、端から持ち合わせてもいなかったのかもしれない。
あとは、きっと、断定的な言葉を告げられた事が無かったからなのかもしれない。
――そう、私はまだ彼の口からはっきりと“好き”という二文字を言われた事は無かったのだ。だから、ずるずると此れまでも今の関係性を崩さずに来れたのかもしれない。恐らくだが、彼もその事を気にして、核心には迫らずに一定の距離を保ってくれているのかも。何せ、互いに仕事を挟んでは度々顔を会わさねばならぬ立場に居るからである。
彼も武人で本丸の一戦力である自覚はあるだろう。すれば、均衡を崩してまで踏み込む過ぎるのは避けるであろう。其れが最後の綱引きでもあったのかもしれない。
少なからずとも、私はそう思っている。
―時は数日後が経過しての事である。
「主よ、少し時間を賜っても良いか?」
「ハイハイ、何用でございましょ」
「お頭より伝言と贈り物を言付かっている為、渡しに来た」
来た。予想通りのタイミングである。
しかし、今回は始めから
書き物をしていた手を止めて、気持ち重い腰を上げつつ、代理人で寄越された日光一文字の前へ進み出る。
「またか……」
「そう邪険にするな。我がお頭からの有難い施しだぞ。受け取り拒否は認めんからな」
「ハイハイ、其れは毎度の事だから分かってるって……。で……?
「“またとなく美しい花であった故、親愛なる主へ贈る。どうぞ、お納め頂きたい。”……との事である」
「あ、そう……毎度毎度飽きずに懲りもしないこって。代理で遣わされて真面目に持ってくる日光さん達もご苦労な事で」
「そう思うなら、お頭に直接言ってもらいたい。……が、お頭にも考えがあっての事。ならば、その左腕たる俺は従うのみ」
「あー、うん……其れは聞いちゃいないから結構よ。うん、今回もお届け人役有難う。コレ、一応は受け取っておくから、本刃にも受け取り完了の旨伝えといて。“綺麗な花有難うございました”って」
「了解した」
日光を通して渡された贈り物は、またも百合の花束であった。色と種類こそ違えども、百合の仲間には違いないものである。
何の意味があってのチョイスなのだろうか。アレか、アレなのか。私の名乗っている審神者としての名が百合の花になぞらえたものだからなのか。
もし、そうであったとしたならば、露骨過ぎる贈り物である。
「私、前にも言ったと思うんだよね……こんなに頻繁に贈り物贈ってこなくて良いって。再三どころの話じゃないくらい断った筈なんだけれども」
「お頭が贈りたいと思った故の貢ぎ物であろう。もしも本気で迷惑や不快に思うのであれば、本刃に直接言うが良い。仮に、俺達から進言したとて、其れですんなりきっぱり諦めるとは到底思えないが」
「ですよねぇ〜…………。はあぁー……っ、どうしたものかな本っ当……」
「主の本心としてはどう考えているんだ?」
「ゔーん……はっきり言って、付き合うとか云々の感情を持つ事は出来ないから、潔く諦めて、貢ぎ物の類も他の子が贈ってくる平均レベルに無くして欲しい……という風に思ってる」
「其れを直接あの方には言ったのか?」
「……あまり直接ドストレートに言うのも気を悪くしちゃう気がしまして、其れとなぁ〜く遠回しに伝えたつもりではある……。でも、其れでも効果無かったどころか悪化したので、最終的にはきっぱりお断りしましたよ。けれども、こうして相も変わらずの貢ぎ物を贈ってくるんでございますよ。その頻度の多さに、流石の私も辟易しとる身なんですが……その点、彼の部下であられます其方様はどのようにお考えでしょう?」
「率直に言って、諦めろとしか言い様が無い」
「左様でっか……是非も無しかぁ……」
容赦の無い切り捨て感にあからさまな態度で項垂れて見せていたらば、先日の歌仙との遣り取りを彷彿とさせるデシャヴを感じた。
「そもが、何故主はそうまでして断るのだ? お頭がお相手とあらば、伴侶として不足は無かろう。寧ろ、何が不満なのかが俺にはとんと分からん」
「同じ事をこないだ歌仙にも言われたんだけど……ぶっちゃけ、私、誰とも恋愛する気無いから。ので、好意を向けられる事自体は嬉しいけども、其れに応える気は無いし、その資格も無いと思ってるの。此れまで頂いてる貢ぎ物全ても含めてお気持ちは嬉しいんだけれどね……貴方のお頭さんに“うん”と頷けるだけの材料も覚悟も私は持ってないの。だから、彼には本当に悪いとは思ってるんだけど……その、御免なさい。向けられてるお気持ちにお応えは出来ません。故に、此れを機にすっぱり諦めて、此れまで通り上司と部下、或いは本丸を束ねる将とその臣下という関係性でやって行きましょ! ――って、伝えてもらってもよろしいでしょうか?」
「出来得る事なら、俺にではなく、お頭へ直接伝えてもらえたら有難いのだがな……」
「其れが出来たら苦労しない。そもそも、既に何度か直接お断りした上での現状に至っている事を忘れないで頂きたい。お花かて貰う側大変なんぞ……贈る側はただ贈るだけやからエエかもしれへんがなァ。毎度後処理に困るんやで? 其れも、貰う頻度がメチャクソ多かったら特にじゃボケェ」
「心中お察ししなくもないが……俺に言われたとて困るだけなのだが」
「分かっとるわい、そんなん……! けど、頻度考えたら頭抱えるだけじゃ無理なん分かって。此れ、ガチの切実な気持ちやから」
「……まぁ、一応は善処しておこう……。が、あまり過度な期待はするな。俺とて命は惜しい故」
「うん……何か色々と御免なさいね。板挟みなってる日光さん等の方が逆に辛い立場で大変なんにね」
眼鏡のブリッジを押さえるようにして溜め息を
「厄介な御方に好かれたものだな、主も……。かの御方相手では、余程の理由と事情とが無い限り、諦めさせるのは困難であろう」
「ほん其れな」
「しかし、どう考えても、今の貴女にお頭を諦めさせる材料は無いに等しい。故に、最終的には貴女が是と頷く他無いのでは……?」
「確かに、其れはそうなんだろうけどさ。其れは其れで何か可笑しいかなって思っちゃうんだよね。特別恋愛感情も無い、ただの仕事上の付き合いがあるだけの関係性と割り切ってる私を嫁に娶るのって。たぶんだけど、仮にこのまま私を嫁に迎えたところで関係性変わらないままだったら、あのヒト虚しくなるだけよ。そうなるくらいだったら、今の内に身を引くよう諌めるのも身内の務めなんじゃないの?」
「…………」
彼に忠実な左翼氏は、敢えて無言を返事としたようだ。黙って先を促すような視線をくれた。其れに促される訳ではないが、最低限伝えておかねばならぬ事を口にする為、再び口を開く。
「正直言って、私、誰とも結婚する気無いから。誰が相手でも、返す応えは同じよ。そりゃ、私からしたら、付き合う相手が彼であれば、申し分無さ過ぎる程に優良物件でしょうよ? 逆に其処がネックにもなるけどね。相手との差が有り過ぎると、その分
「……嗚呼。主からの言伝は、必ずやあの御方へ一言一句違わずに伝えよう。どのように受け取られるかは、お頭次第であるが。……では、失礼する」
慇懃にも一礼をして去っていく日光の背を見送って、遣りかけの仕事へと戻る前に、先日同様に歌仙の元へ足を向ける。そうして、再び彼からの贈り物である花を生けてもらうのだ。生けていた枯れかけの花と交換するように。
そして、入れ換えた事で不要となった花は、灰とくべるのである。彼の瞳の如し熱が焔となって燃え上がってしまう前に。彼の知らぬところでひっそりと、一人裏庭の一画で焼却用書類と共に焚き火しながら。
執筆日:2022.12.02
公開日:2022.12.03
公開日:2022.12.03
【後書き】
今回のお話は、主にタイトルから得た着想をベースに書かせて頂きました。
テーマの「厄介」という言葉に対するイメージと、タイトルの「灰と百合のわずらい」から得たイメージを、私なりの想像で噛み合わせた感じのお話になったのではないかと思っております。
個人的に、タイトルにあった“灰”と“百合”の部分をどうしても物理的に物語へ反映させたいという思いから、作中では実際に百合の花と灰が出て来る描写があります。
恋愛感情を相手に抱けないが故の葛藤と煩わしさの部分を、最後の最後の部分で“燃やす”という事で片付ける表現を選びました。
安直かもしれないんですが……灰と言ったら、何かを燃やすといったイメージしか描けなくて……。
(※此処だけの話……実は、今回のテーマ、turbネタとは別に『吸血鬼すぐ死ぬ』ネタもひっそりと考えていた事をコッソリ暴露なる。灰要素は勿論某吸血鬼さんで、百合要素は百合の英訳で“リリー”と表現した上で且つ夢主ちゃんの名前辺りの予定で組んでおりました……脳内のみの話だけども。しかし、此方の別枠は今回のお話を書き切れなかった時用の予備ネタ枠だった為、もし今後機会があれば書いてみたいと思っていなくもなかったり。)
話を戻しまして、ストーリーの流れとしては、始めに着想を得た段階から何となく着地点を考えておりました。ので、今回のお話は、着想部分からどう綺麗にお話の流れを収めるかを意識致しました。
形式上、お相手は山鳥毛さん夢としておりますが、ぶっちゃけ作中にて本人は出て来ておりません(爆)。
偶に、お相手役のキャラが直接は登場しない構成のお話を書きたくなるんですよね……。
敢えて直接的描写をしない事によって、相手に対する意味深さが増すような気がして(笑)。
まぁ、読み手によっては回りくどく思われるかもしれませんが。
リアルの忙しさ故に、最近あまり創作に熱心に打ち込めなくなっていたので、とても良い機会でした。
お話を書いたり想像したりするのが好きで創作活動を続けていたのもあって、久々にちゃんとしたお話を書けて満足なのです。やっぱ創作って楽しいね!
後書きを締め括るにあたりまして、素敵な企画を用意してくださった朝谷様には大変感謝致します。
この場をお借りして、改めて御礼申し上げたいと思います。
この度は、素晴らしき企画にて私の稚作な作品を並べてくださり、誠に有難うございました。
今回のお話は、主にタイトルから得た着想をベースに書かせて頂きました。
テーマの「厄介」という言葉に対するイメージと、タイトルの「灰と百合のわずらい」から得たイメージを、私なりの想像で噛み合わせた感じのお話になったのではないかと思っております。
個人的に、タイトルにあった“灰”と“百合”の部分をどうしても物理的に物語へ反映させたいという思いから、作中では実際に百合の花と灰が出て来る描写があります。
恋愛感情を相手に抱けないが故の葛藤と煩わしさの部分を、最後の最後の部分で“燃やす”という事で片付ける表現を選びました。
安直かもしれないんですが……灰と言ったら、何かを燃やすといったイメージしか描けなくて……。
(※此処だけの話……実は、今回のテーマ、turbネタとは別に『吸血鬼すぐ死ぬ』ネタもひっそりと考えていた事をコッソリ暴露なる。灰要素は勿論某吸血鬼さんで、百合要素は百合の英訳で“リリー”と表現した上で且つ夢主ちゃんの名前辺りの予定で組んでおりました……脳内のみの話だけども。しかし、此方の別枠は今回のお話を書き切れなかった時用の予備ネタ枠だった為、もし今後機会があれば書いてみたいと思っていなくもなかったり。)
話を戻しまして、ストーリーの流れとしては、始めに着想を得た段階から何となく着地点を考えておりました。ので、今回のお話は、着想部分からどう綺麗にお話の流れを収めるかを意識致しました。
形式上、お相手は山鳥毛さん夢としておりますが、ぶっちゃけ作中にて本人は出て来ておりません(爆)。
偶に、お相手役のキャラが直接は登場しない構成のお話を書きたくなるんですよね……。
敢えて直接的描写をしない事によって、相手に対する意味深さが増すような気がして(笑)。
まぁ、読み手によっては回りくどく思われるかもしれませんが。
リアルの忙しさ故に、最近あまり創作に熱心に打ち込めなくなっていたので、とても良い機会でした。
お話を書いたり想像したりするのが好きで創作活動を続けていたのもあって、久々にちゃんとしたお話を書けて満足なのです。やっぱ創作って楽しいね!
後書きを締め括るにあたりまして、素敵な企画を用意してくださった朝谷様には大変感謝致します。
この場をお借りして、改めて御礼申し上げたいと思います。
この度は、素晴らしき企画にて私の稚作な作品を並べてくださり、誠に有難うございました。
