喩(たと)え、囲いの外が荊棘(いばら)の道でも


 格子鉄線の先が知りたいと手を伸ばす、だけどいつも届かなくて疵(きず)だらけ。
 荊状(いばらじょう)の棘(とげ)が膚(はだ)を突き刺す。
 それでも諦め切れなくって明日を夢見て手を伸ばし続けるんだ。

 ――“いつか此処から脱け出してみせるんだ”。

 そう願って今日も繰り返す。
 無謀だと嘲笑(わら)われても良い。
 自分らしく在れるならば、目指す先を望みたい。
 どれだけボロボロに傷付こうが構やしない。
 折れず挫けず、ただ私は自分らしく生きたいだけだ!


後書き
※原文は此方より。
初出日:2025.02.04/加筆修正日:2025.02.04