生きとし生けるもの達が輝く季節
目が覚める青、雲一つ無い空が広がっている。お陰様で、日が昇ったばかりだというのに窓から燦々とした陽光が射し込んでくる。あまりの明るさに目が眩みそうな程にまばゆい朝日だ。
まだまだ朝には早い時刻であるのに、早起きな蝉達は既に大合唱を響かせ今日も元気に鳴いている。
窓から吹き込む風は生温い。海から届くのか、潮の香りが鼻腔を擽った。何もしなくとも汗ばむ一日となりそうだ。湿り気を帯びた空気が纏わり付いて少し鬱陶しい。せめてカラッと乾いた空気であれば、まだマシな気がした。
夏の盛りを彩る風物詩の一つが、チリンチリンと涼やかな音を運んでくれる。軽やかで爽やかな音色が耳に心地良い。
あゝ、今日も一日が始まるのだ。
真夏の快晴が広がる空の下で、大地が、いのちの輝きが満ちている。
あまりにも眩し過ぎて、二度寝したくとも眠気が飛んでいきそうなのが、ちょっと残念だけれども。
後書き
※原文は此方より。
執筆日:2024.08.02/初出日:2025.02.04
加筆修正日:2025.02.04